赤ちゃんはいつから飛行機に乗れる?搭乗時のポイントや持ち物を紹介
帰省や家族旅行など飛行機で移動したい場合もあるでしょう。
しかし、「いつから乗れるの?」、「何を準備すればいいの?」など、赤ちゃんを連れての搭乗が心配だという方も少なくありません。
今回は、赤ちゃんが飛行機に乗れる時期や搭乗する際のポイント、機内に持参すると便利な持ち物を紹介します。
目次
赤ちゃんはいつから飛行機に乗れる?チェックポイントや持ち物を紹介
赤ちゃんはいつから飛行機に乗れる?
赤ちゃんと飛行機に乗るときのポイント
搭乗前にたっぷり遊ばせる
赤ちゃんのお腹を満たしておく
周囲のお客さんに挨拶する
機内では耳抜きをおこなう
座席は前方・通路側を確保する
熱い飲み物はできる限り避ける
お気に入りのおもちゃを持参する
離乳食の持ち込みについて確認する
バシネットの有無を確認する
泣き止まなくても焦らない
赤ちゃんと飛行機に乗る時のおすすめの持ち物
まとめ
赤ちゃんと一緒に飛行機に乗ることができるのはいつからでしょうか?
日本の多くの航空会社では、生後8日から飛行機に搭乗可能です。ただし会社によって異なるため、利用予定の会社のホームページや問い合わせにて確認するのがよいでしょう。
なお地上と高度1万メートルまで上がる機内では、空気中の酸素濃度はじめ環境が異なるため、赤ちゃんの身体に負担がかかりやすくなります。担当医師に相談のうえ、飛行機に乗るかを決めるようにしましょう。
赤ちゃんと飛行機に乗るときのポイント
飛行機は一度離陸すると、目的地に着くまで密室の中で過ごさなければいけません。逃げ場がなくなるので、赤ちゃんと一緒に搭乗するご家族の方は「周囲に迷惑をかけたらどうしよう……」と不安に感じることもあるはずです。
機内で快適に過ごすためのポイントとして、次が挙げられます。
- 搭乗前にたっぷり遊ばせる
- 赤ちゃんのお腹を満たしておく
- 周囲のお客さんに挨拶する
- 機内では耳抜きをおこなう
- 座席は前方・通路側を確保する
- 熱い飲み物はできる限り避ける
- お気に入りのおもちゃを持参する
- 離乳食の持ち込みについて確認する
- バジネットの有無を確認する
- 泣き止まなくても焦らない
搭乗前にたっぷり遊ばせる
赤ちゃんに機内で静かに過ごしてもらうには、搭乗前にたっぷり遊ばせることが大切です。いつもより多めに遊ばせておけあb、搭乗するときには体力を消耗して疲れてしまい眠たい状態になります。
逆に搭乗前に赤ちゃんを寝かしてしまうと機内では目が冴えて、静かに過ごしてくれない可能性もあります。空港内には、赤ちゃんが遊べるキッズスペースが用意されていることも多いです。事前に場所を確認し、うまく活用しましょう。
赤ちゃんのお腹を満たしておく
赤ちゃんは、お腹が空くと泣いてパパやママに知らせてくれます。搭乗した後にお腹が空くと、赤ちゃんは機内で大泣きするかもしれません。このような事態を避けるには、搭乗前に赤ちゃんのお腹を満たしておくことが大切です。
短時間のフライトであれば、移動中は眠った状態で過ごしてくれるかもしれません。長いフライトでも次にお腹が空くタイミングを予測しやすいので、早めにご飯の用意もできます。赤ちゃんの行動を読みやすくなるので、機内でも快適に過ごしやすくなるでしょう。
周囲のお客さんに挨拶する
どんなに万全の準備をしても機内で赤ちゃんが泣いてしまうこともあるかもしれません。ほかにも、前の座席を蹴ってしまったり隣の座席の人に当たったりして迷惑をかけてしまう場合もあります。
赤ちゃんと一緒に搭乗する以上仕方のないことですが、お互いに快適に過ごすためには周囲のお客さんに挨拶しておくことが大切です。周りに配慮する姿勢が見えれば理解も得やすくなるでしょう。
機内では耳抜きをおこなう
飛行機に乗ると気圧の変化が起こり、耳が詰まることがあります。これは大人だけでなく、赤ちゃんにも起こるため耳抜きをしてあげることが必要です。耳抜きは、離陸前と着陸前におこないましょう。
赤ちゃんの耳抜きをするときは、おしゃぶりを使ったり母乳やミルクを飲ませたりするのが有効です。うまく耳抜きできないと、その不快感や痛みで赤ちゃんが泣き出してしまう場合があります。
座席は前方・通路側を確保する
飛行機の中は密室状態になるため、「泣き出したらどうしよう」「周囲に迷惑かけないかな」など、さまざまな不安を抱える方も多いです。そのためできれば、事前に乗り降りしやすい前方・通路側の座席を確保することをおすすめします。
オムツを替えたり添乗員のサポートを受けやすかったりなど、赤ちゃんの状態に合わせて動きやすくなります。前席の背もたれを蹴ってしまわないか心配なときは、スクリーン前の席を希望しましょう。
ただし航空機の場合、直前で席を確保するのはまず難しいです。搭乗予定がある場合はなるべく早めに予約することで、希望に近い席を確保しやすくなります。
熱い飲み物はできる限り避ける
飛行機に乗るとき、ご家族の方が食後に熱いコーヒーを飲みたくなることもあるはずです。しかし、飛行機は乱気流の影響で激しく横揺れする場合があります。熱いコーヒーをテーブルに置いてあると横揺れで倒れて、赤ちゃんが火傷するかもしれません。
食後はコーヒーや紅茶など熱い飲み物を飲みたくなりますが、機内ではできる限り避けるのがおすすめです。
お気に入りのおもちゃを持参する
赤ちゃんと長時間一緒に移動するときは、お気に入りのおもちゃを持参しましょう。搭乗前にお腹を満たしたり体力を消耗させたりしても、赤ちゃんが機内で寝てくれない場合もあります。
このような場面で活躍してくれるのが、お気に入りのおもちゃです。ただし、お気に入りのおもちゃでも赤ちゃんが飽きてしまう場合があります。機内で赤ちゃんを飽きさせないためにも、初めてのおもちゃを持参するのもよいでしょう。周りへの配慮として、音がなりにくい物を選ぶのも基本となります。
離乳食の持ち込みについて確認する
赤ちゃんと一緒に搭乗するときに限り、ベビーミルクやベビーフードを持ち込める航空会社が多いです。ただし必要な量のみなどの制限があったり、例え持ち込めても食べきれなかった分は入国検査で没収されたりする点には注意が必要でしょう。
軽くてかさばらない袋入りは便利ですが、機内で食器に移す手間がかかります。蓋つきの容器なら、そのまま食べられるものがあるほか、赤ちゃんが残しても蓋をすればそのまま保管できるものもあります。機内での動きもシミュレーションして、持ち込むアイテムを選ぶのがおすすめです。
バシネットの有無を確認する
赤ちゃんと一緒に乗るときは、バシネットの有無を確認しておきましょう。バシネットとは、機内に備え付けられたベビーベッドです。機内で利用したい場合は、事前予約が必要になります。
また、航空会社によってはバシネットが設置されていない場合もあるため、予約する前にしっかり確認しておくことが大切です。数にも限りがあるので、早めに予約を取りましょう。
泣き止まなくても焦らない
飛行機が一度離陸すると逃げ場がなくなるので、「赤ちゃんが泣き止まなかったらどうしよう……」と不安になるご家族の方も少なくありません。しかし、たとえ赤ちゃんが泣き止まなくても焦る必要はありません。
変に焦ってしまうと、赤ちゃんが周りの感情を察知して余計に泣き止まない場合もあります。逆に周りの方余裕があると赤ちゃんの安心感にもつながるので、慌てずに笑顔で対処するのが基本です。場合によっては客室乗務員に相談してみるのもよいでしょう。
赤ちゃんと飛行機に乗る時のおすすめの持ち物
赤ちゃんと一緒に飛行機に乗るときに持参したい持ち物として、次があります。
- 哺乳瓶
- おやつや飲み物
- お尻拭きシート
- 除菌シート
- 着替え
- 抱っこ紐
- 鼻吸い器
- ビニール
- おもちゃ
- おしゃぶり
飛行機は上空を飛行しており、外気温はマイナス50度といわれています。機内も寒くなるので、赤ちゃんが風邪を引かないようにストールなどを持ち込むのもおすすめです。
また、赤ちゃんは鼻が詰まりやすいので、鼻吸い器を持参すると安心です。音がしにくい手動式なら、使いやすいでしょう。ただし航空機内は揺れる可能性もあり、使用時には注意が必要です。
まとめ
飛行機は移動手段として便利な乗り物ですが、赤ちゃんと一緒に搭乗するときは不安になるご家族の方も少なくありません。しかし、搭乗前にたっぷり遊ばせたりお腹を満たしたりすることで、移動中に赤ちゃんが寝て過ごしてくれる場合があります。事前準備をしっかりおこない、赤ちゃんとのフライトを快適に過ごしましょう。