赤ちゃんと水族館に行ける?適齢時期や注意点、準備したいアイテムを紹介
生き物に接する機会を与えられる水族館で、赤ちゃんにたくさんのことを経験させてあげたいと考える方も多いかもしれません。しかし、赤ちゃんはいつから水族館に行けるのか気になる方もいるはずです。
今回は、赤ちゃんの水族館デビューの適齢期や注意点、準備したいアイテムを紹介します。
目次
赤ちゃんと水族館に行ける?適齢時期や注意点、準備したいアイテムを紹介
赤ちゃんの水族館デビューの適齢期
水族館デビューで避けたい時期や時間帯
幼稚園や小学校の遠足・課外活動の時期
土日の人が込み合う時間帯
水族館デビューで準備しておきたい荷物
着替え
授乳セット
オムツ一式
ブランケット
ウェットティッシュ
折りたたみ傘
エコバッグ
鼻吸い器
赤ちゃんに水族館を楽しんでもらうポイント
間近で生き物を見せてあげる
休憩しながら館内を移動する
館内移動はベビーカーが理想
赤ちゃんが認識しやすい水族館の生き物
ペンギン
クラゲ
カメ
まとめ
赤ちゃんの水族館デビューの適齢期
赤ちゃんと一緒に水族館に行くなら、生後6ヶ月以降が適齢期といわれています。この時期になると赤ちゃんの首も座り始め、なかにはお座りができる子も出てきます。
ベビーカーや抱っこ紐も使いやすくなるので、館内でも移動しやすいです。また、赤ちゃんの視界が広がる時期なので、外部環境への興味関心が高くなります。水族館にいる生き物にも、強く興味関心を示してくれるはずです。
関連ページ:赤ちゃんとの旅行はいつから楽しめるの?必要なものについても解説
水族館デビューで避けたい時期や時間帯
赤ちゃんと一緒に水族館に行くことで、さまざまな経験をさせてあげられます。しかし、初めて水族館に行くときは時期や時間帯に注意が必要です。場合によっては、赤ちゃんが体調を崩す原因になることもあるので事前に確認しておきましょう。
幼稚園や小学校の遠足・課外活動の時期
生後6ヶ月を過ぎたとはいえ、騒がしい場所や人が多く集まる場所は赤ちゃんにとって強い刺激になることがありません。場合によっては、体調を崩したり不安やストレスを感じたりすることがあります。
多くの幼稚園や小学校では、春と秋に水族館を利用して遠足や課外活動をすることが多いです。大きな声で喋ったり走り回ったりすることもあるので、遠足や課外活動の時期は避けるのが無難でしょう。
土日の人が込み合う時間帯
赤ちゃんが安心して館内で過ごせるように、人が込み合う時間を避けましょう。
平日であれば、どの時間も割と空いているかもしれません。しかし、土日や祝日は込み合うことが多いので、行く時間を間違えると人混みのなか館内を回ることになります。赤ちゃんに刺激を与えてしまうため、人が込み合う時間帯はなるべく避けましょう。
水族館デビューで準備しておきたい荷物
赤ちゃんと水族館を楽しむには、準備しておきたい荷物がいくつかあります。水族館デビューで準備しておきたい荷物には、次のようなものがあります。
• 着替え
• 授乳セット
• オムツ一式
• ブランケット
• ウェットティッシュ
• 折りたたみ傘
• エコバッグ
• 鼻吸い器
着替え
赤ちゃんとお出かけするときは、予期せぬ出来事が起こることがあります。ベビー服にミルクをこぼしたりイルカショーで水に濡れたりすることもあるかもしれません。そんなトラブルにも柔軟に対応できるように、着替えを持参しておくと安心です。
授乳セット
赤ちゃんと外出するときに必ず必要なのは、授乳セットです。生後6ヶ月は新生児期で、頻繁に授乳が必要な時期です。授乳セットには、哺乳瓶や粉ミルク、授乳ケープを持参しておくと安心です。授乳室に給湯器が設置されている場合もありますが、水筒に湯冷ましを入れて持参するのがおすすめです。
オムツ一式
新生児期である生後6ヶ月は、排泄が頻回です。氏族間を回っているときに、おしっこやうんちをする可能性があります。排泄してもすぐに対応できるように紙オムツとお尻拭きは、必ず持参しましょう。すぐにオムツ替えできない場合もあるので、長時間に対応してくれるものを選びましょう。
ブランケット
館内は、生き物が快適に過ごしやすい温度に設定されていることが多いです。人間にとっては、少し肌寒いと感じるエリアもあります。新生児は体温調整がうまくできないため、体が冷え過ぎてしまい、体調を崩してしまう可能性があります。ブランケットやストールなどを持参しましょう。
ウェットティッシュ
初めて訪れる水族館に赤ちゃんも興味津々で、あちこち触る可能性があります。しかし、赤ちゃんは生後6か月を過ぎると母親からもらう免疫力が徐々に低下するといわれています。あちこち触った手を口の中に入れると細菌が体内に入るかもしれません。赤ちゃんが触っても手を拭けるようにウェットティッシュを持参しておくと安心です。
折りたたみ傘
水族館のなかには、屋外に生き物が展示されているエリアもあります。突然の雨や日差しが強いとき、赤ちゃんを守れるように、晴雨兼用の折りたたみ傘を持参しておくと安心です。風が強く吹いている日でも、折りたたみ傘があればホコリやゴミが赤ちゃんに当たるのを防ぐことができます。
エコバッグ
赤ちゃんは、ミルクをこぼしたり興奮してヨダレがついたりなど服が汚れがちです。そんな汚れた服をポンっと入れられるように、防水タイプのエコバッグを持参するのが良いかもしれません。急に雨が降ったときも雨除けとして使えるので便利です。
鼻吸い器
赤ちゃんは、鼻の中が小さいうえに鼻毛がないので鼻づまりを起こしやすいです。赤ちゃんは鼻呼吸なので、そのまま放置すると息苦しくなり、館内で泣いてしまう可能性があります。手軽に鼻水を取りたいなら、鼻吸い器を持参するのがおすすめです。
関連ページ:電動鼻吸い器と手動式鼻吸い器の違いは?それぞれのメリット・デメリットも紹介!
赤ちゃんに水族館を楽しんでもらうポイント
初めて訪れる水族館を楽しんでもらうポイントには、次のようなものがあります。
• 間近で生き物を見せてあげる
• 休憩しながら館内を移動する
• 館内移動はベビーカーが理想
間近で生き物を見せてあげる
生後6ヶ月を過ぎると、赤ちゃんは追視できるようになります。赤ちゃんと水族館に行ったときは、間近で生き物を見せてあげましょう。ガラス越しの生物に触れようと手を伸ばすなど、赤ちゃんならではの反応を見せてくれるはずです。
休憩しながら館内を移動する
展示されている生き物が多く、長い時間をかけて回る水族館もあります。初めて訪れる場合は、普段と異なる場所に不安やストレスを感じる赤ちゃんもいます。不安やストレスを感じると疲れやすくなるので、休憩しながら館内を回るのがおすすめです。
館内移動はベビーカーが理想
水族館に行くときは、ベビーカーで館内を回るのがおすすめです。同行するご家族の負担を考えると、抱っこ紐で移動するのは大変です。ただし、水族館によってはベビーカーの貸し出しをおこなう場合もあります。現地でベビーカーを借りたいときは、事前に確認しておくのが良いかもしれません。
赤ちゃんが認識しやすい水族館の生き物
生後6ヶ月頃の赤ちゃんは視力が低く、素早く動く生き物を認識するのが難しいです。赤ちゃんが認識しやすい生き物には、次のようなものがあります。
• ペンギン
• クラゲ
• カメ
ペンギン
赤ちゃんが認識しやすい生き物に、よちよち歩きで動きがゆっくりなペンギンがあります。また、白黒のコントラストで赤ちゃんも認識しやすいです。水族館によっては、ペンギンのお散歩タイムが開催されている場合もあります。観客のすぐ近くを歩いてくれるので、赤ちゃんも見やすいはずです。
クラゲ
水族館でもっとも赤ちゃんの反応が良いといわれるのが、クラゲです。ほとんどのクラゲはふわふわで動きがゆっくりのため、赤ちゃんでも目で追うことができます。また、クラゲが展示されている水槽はライトアップされており、幻想的な雰囲気で大人も楽しめるのもポイントです。
カメ
動きがゆっくりしている生き物のひとつにカメがあります。機敏に動くわけではありませんが、カメ独特の動きに赤ちゃんが「この生き物はなんだろう?」と興味を示してくれるかもしれません。大きさの異なるカメを展示している水族館もあるため、赤ちゃんも楽しんでくれるはずです。
まとめ
赤ちゃんと一緒に水族館に行くなら、生後6ヶ月以降が適齢期といわれています。しかし、騒がしい場所や人が多く集まる場所は、赤ちゃんに不安やストレスを与える要因になることも多いです。
水族館を訪れる時期や時間帯には注意して、予定を立てることが大切です。また、赤ちゃんが館内で快適に過ごせるように、着替えや授乳セット、鼻吸い器など必要なものを持参しましょう。