赤ちゃんの児童館デビューに適切な時期は?用意したい持ち物を紹介

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子どもたちが自由に遊べる児童館に、赤ちゃんを連れて行きたいと考えた場合、まず気になるのはデビュー時期ではないでしょうか。

今回は、児童館デビューの適齢期や利用するメリット、赤ちゃんと一緒に訪問するときに用意したい持ち物を紹介します。

目次

赤ちゃんの児童館デビューに適切な時期は?用意したい持ち物を紹介
児童館とは?
児童館デビューの適齢期
児童館デビューするメリット
 親同士のコミュニティに参加できる
 育児に関して相談できる
 施設は無料で利用できる
児童館デビューの注意点
 事前に施設を確認しておく
 赤ちゃんの気分に合わせる
 個人のおもちゃは持参しない
児童館へ行くときに用意したい持ち物
 授乳セット
 オムツ一式
 ビニール袋
 ウェットティッシュ
 鼻吸い器
まとめ

児童館とは?

児童館とは児童福祉施設のひとつで、児童福祉法の第40条で規定される施設で、0~18歳未満の子どもたちが自由に利用できます。専門職員が配置されており、子どもたちの遊びを通じた健全育成を支援しているのも特徴です。

館内には、遊具やおもちゃ、絵本などが用意されています。乳幼児の利用には親の同伴が必要ですが、開館時間内であれば、いつでも自由に訪れられるのも魅力です。

児童館の目的は、子どもたちに遊びの場を提供し、その結果、身体的な健康を促進し、感情や精神的な面を豊かに育てることです。加えてご家庭への支援も大切な目的となります。

たとえば、赤ちゃんのいる保護者に向けた幼児クラブ活動や、育児の相談や支援の場を設ける施設などがあります。未就園の兄弟や姉妹がいる場合は、専門職員が赤ちゃんを抱っこしてくれたり、上の子を見てくれたりしてくれます。

児童館デビューの適齢期

赤ちゃんの児童館デビューが多いのは、生後3~4ヵ月頃です。この時期の赤ちゃんは首が座り始め、周囲にも興味関心を持ち始めます。児童館には同じ月齢の赤ちゃんもいるので、音や香りなどさまざまな刺激を受けられるはずです。
赤ちゃんの発達の手助けになるため、この時期に児童館デビューする親も少なくありません。また、親も赤ちゃんの世話に慣れ始めるため、児童館に行く心の余裕が出てくることも多いです。

関連ページ:赤ちゃんとの外出はいつから?楽しむためのポイントや注意点などをご紹介

児童館デビューするメリット

児童館は必ず利用する必要はありませんが、訪問することでさまざまなメリットを得られます。主なメリットには、次のようなものが挙げられます。

• 親同士のコミュニティに参加できる
• 育児に関して相談できる
• 施設は無料で利用できる

親同士のコミュニティに参加できる

児童館デビューするメリットには、親同士のコミュニティに参加できることが挙げられます。

赤ちゃんの健診や予防接種でも、月齢の近い子どもを持つ方と知り合える場合があります。ただ、健診や予防接種ではゆっくり話す時間が得られないことも多いです。

児童館は、0~18歳未満の子どもたちが自由に利用できる施設であり、定期的に開催されるイベントや教室には、対象月齢を限定したものが多くあります。児童館で合うコミュニティに参加できれば、お悩みを互いに相談できたり、経験を共有できたりするので、よい気分転換になるかもしれません。

育児に関して相談できる

児童館には、月齢の近い保護者が集まります。その保護者たちと育児に関する相談ができるのは、児童館デビューする大きなメリットかもしれません。出産後はすぐに赤ちゃんの育児に追われるため、悩みながら子育てを続ける方もいるでしょう。

ときには、自分の育児方法は正しいのか迷う方もいるかもしれません。月齢の近い保護者が集まる児童館では、お互いに育児の悩みを相談できます。同じ悩みを抱える方もいるので、他にも悩んでいる人がいることが分かれば心も楽になるはずです。また児童館自体で相談を受け付けている場合もあるため、詳しくは確認してみましょう。

施設は無料で利用できる

児童館は、無料で利用できます。金銭的な負担がかからないのは、児童館を利用する大きなメリットといえるかもしれません。館内には、幅広い年代の子どもたちが楽しく遊べる道具やおもちゃなど多くのものが用意されています。

図書館ほどではありませんが、子どもに読ませたい絵本がたくさん用意されているのも魅力です。赤ちゃんと一緒に利用できる施設は、費用がかかることもあります。金銭的な負担が少ないのは、児童館を利用するメリットでしょう。

児童館デビューの注意点

多くのメリットがある児童館ですが、赤ちゃんとの利用時にはいくつか注意点があるのも事実です。主な注意点には、次のようなものがあります。

• 事前に施設を確認しておく
• 赤ちゃんの気分に合わせる
• 個人のおもちゃは持参しない

事前に施設を確認しておく

児童館に行くときは、事前に施設を確認しておくのが良いかもしれません。児童館は市町村が管理する施設であるため、土日や祝日は開園していないことが多いです。また、施設によって、赤ちゃん向けに用意されている道具が変わることもあります。

教室やイベント内容も変わるので、事前に確認しておきましょう。自宅から児童館までスムーズに移動するために、場所を確認しておくことも大切です。赤ちゃんへの負担も少なくなるので、事前にチェックしておくと安心でしょう。

赤ちゃんの気分に合わせる

児童館に行くときは、赤ちゃんの気分に合わせてあげることが大切です。児童館には幅広い年代の子どもが利用しているので、その雰囲気に赤ちゃんが驚いてしまうことがあります。赤ちゃんがぐずるようなら、無理せず帰宅するのも方法です。

また、赤ちゃんの体調が悪いときは、児童館の利用を控えるのが良いかもしれません。多くの子どもたちが集まる児童館は、感染が広がりやすいです。児童館を利用するときは、赤ちゃんの体調を最優先に考えましょう。

個人のおもちゃは持参しない

児童館には、個人のおもちゃは持参しないほうが良いかもしれません。児童館にはたくさんのおもちゃがありますが、初めての道具に興味を示さない赤ちゃんもいます。児童館で楽しめるように、馴染みのあるおもちゃを持参したい方もいるでしょう。

しかし、児童館に個人のおもちゃを持参すると、紛失や取り間違えのおそれがあります。赤ちゃんのお気に入りのおもちゃを紛失してしまうと大変です。赤ちゃん向けのおもちゃがたくさん用意されているので、それらで遊ぶようにしましょう。

児童館へ行くときに用意したい持ち物

赤ちゃんと児童館に行くときに用意したい持ち物には、次のようなものがあります。

• 授乳セット
• オムツ一式
• ビニール袋
• ブランケット
• ウェットティッシュ
• 鼻吸い器

授乳セット

児童館デビューするときは、授乳セットを持参しましょう。生後3~4ヵ月頃の新生児期で、頻繁に授乳が必要になります。出かける前に授乳しても、児童館で赤ちゃんがお腹を空かせる可能性があります。授乳セットには、哺乳瓶や粉ミルク、授乳ケープ、湯冷ましを入れた水筒を持参しておくと安心です。

オムツ一式

生後3~4ヵ月頃の赤ちゃんは、頻回に排泄をおこないます。排泄してもすぐに対応できるように、児童館に行くときは紙オムツとお尻拭きを持参するのがおすすめです。オムツ一式を入れるバッグは取り間違えないように注意してください。

ビニール袋

赤ちゃんは、ミルクをこぼしたり興奮してヨダレがついたりなどベビー服が汚れがちです。汚れたベビー服を入れられるように、ビニール袋を持参するのが良いかもしれません。汚れたオムツも入れられるので、さまざまな使い方ができます。

ウェットティッシュ

児童館に用意されている道具やおもちゃは、不特定多数の子どもが触ります。それらを触った手を口の中に入れてしまう赤ちゃんもいるでしょう。殺菌が体内に入るのを防ぐために、手を除菌できるウェットティッシュを持参するのがおすすめです。

鼻吸い器

赤ちゃんは鼻の構造が未熟で、鼻水が溜まりやすいです。鼻水を少し放置するだけで、鼻づまりを起こしてしまいます。鼻づまりの不快感から、ぐずったり泣き出したりする赤ちゃんもいるでしょう。手軽に鼻水を吸引できる鼻吸い器を持参するのがおすすめです。

関連ページ:鼻吸い器はいつから使える?子どもに使う際のポイントをご紹介

まとめ

児童館は、0~18歳未満の子どもたちが自由に利用できる施設です。赤ちゃんの利用は、首が座り始める生後3~4ヵ月頃が適齢期といわれています。

親同士のコミュニティに参加できたり、育児に関する相談ができたりする可能性があるなど多くのメリットがあるため、適齢期を迎えたら児童館デビューを検討しましょう。

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