赤ちゃんとの外出はいつから?楽しむためのポイントや注意点などをご紹介

赤ちゃんとの外出を楽しむためには準備万端で出かけたいですよね。しかし、どんな服を着せたらいいのか、何を持っていくべきなのかいまいちピンと来ないという方もいらっしゃるかもしれません。

この記事では赤ちゃんと外出する際の持ち物や服装を、夏と冬季節別にご紹介します。特に季節に合った服装は、赤ちゃんの体調管理にとても重要です。ぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

赤ちゃんとの外出はいつごろからOK?
赤ちゃんとの外出に必要な基本の持ち物
夏に赤ちゃんと外出する際の持ち物・服装
 夏に外出する際の赤ちゃんの服装
 夏の外出に必要な持ち物  
夏の外出での注意点
冬に赤ちゃんと外出する際の持ち物・服装
 冬に外出する際の赤ちゃんの服装
 冬の外出に必要な持ち物  
 冬の外出での注意点
季節に応じた準備で赤ちゃんと外出しよう

赤ちゃんとの外出はいつごろからOK?

赤ちゃんとの外出は「生後1カ月」が目安。赤ちゃんは、退院後初めての病院受診「1カ月健診」が待っています。この1ヵ月健診を受けるための外出が、赤ちゃんにとっての初めての外出になることが多いようです。それまでは室内の換気やベランダに出るなど、直射日光を避ける工夫しつつ少しずつ外気に慣れさせておくとよいでしょう。

さて1カ月健診で外出デビューを果たしたら、赤ちゃん連れでいろいろな場所へお出かけしたいところですが無理は禁物です。1カ月健診が無事済んだとはいえ生まれて間もない赤ちゃんは、体温調節がうまくできない上に免疫力も十分ではありません。そのため、初めは短時間のお散歩や買い物などに留めておきましょう。日差しの強い時間帯や人の多い場所への外出は、3カ月頃からがおすすめです。

赤ちゃんとの外出に必要な基本の持ち物

近所への買い物やお散歩などでは特別必要ないかもしれませんが、2~3時間ほど外出するという場合は、万が一に備え安心できるアイテムを持参しましょう。

赤ちゃんと外出する際には、以下のようなものを用意しておくとよいでしょう。

           

  • 母子手帳
  • おむつセット(おむつ・おしり拭き・おむつ替えシート)
  • 授乳ケープ
  • ミルクセット(哺乳瓶・粉ミルク・白湯など)
  • 着替え(ウェア上下・肌着・スタイ)
  • おもちゃ
  • ビニール袋
  • ガーゼハンカチ
  • タオル・バスタオル
  • 抱っこひも

                   

授乳のタイミングによってはミルクセットは必要ないかもしれませんが、思いがけず出が長引く可能性に対処するには用意しておくと安心ですね。「予期せぬ事態」といえば着替えも重要です。吐き戻しやおむつ漏れなどで汚してしまう恐れもあるため、ウエアと肌着1組程度用意しておきましょう。ジッパー付きの袋に空気を抜くようにして入れると、カバンの中でもかさばりません。汚れものを入れるためのビニール袋も一緒に備えておきましょう。

またベビーカーで外出する際には、近場といえど抱っこひもを持っていくのがおすすめ。ぐずってしまったときなどに抱っこが必要になる場合も多いため、抱っこひもは外出の際の必須アイテムです。

夏に赤ちゃんと外出する際の持ち物・服装

夏場の赤ちゃんとの外出は「紫外線対策」「熱中症対策」「虫対策」など、さまざまな対策が必要です。

ここでは、夏に赤ちゃんと外出する際に必要な持ち物や服装について解説します。

夏に外出する際の赤ちゃんの服装

赤ちゃんの夏の服装に特に決まりはありません。しかし屋内では肌着1枚でもOKですが、外出する場合はそうもいきませんよね。そのため、外出の際には肌着の上に半袖カバーオールもしくは半袖Tシャツと半ズボンを着せるのが基本。肌着は薄手で通気性のよいメッシュやガーゼ素材のものがよいでしょう。

また、大人と同じように赤ちゃんも冷房対策や紫外線対策が必要です。UVカット加工を施したガーゼ素材のおくるみや薄手のレッグウォーマー、カーディガンなどを揃えておくと冷房、紫外線両方の対策が可能となるでしょう。

夏の外出に必要な持ち物

基本の持ち物に加え、夏場の外出には以下のようなものを揃えておきましょう。

         

  • お茶などの飲み物
  • 帽子や日傘
  • 日焼け止め
  • 虫よけグッズ
  • 保冷剤

             

特に暑い時期は水分補給が重要です。お茶などの水分は忘れずに用意して、こまめに飲ませてあげる必要があります。

また日焼け止めや虫よけスプレーなどは、対象年齢(月齢)を確認してから使うようにしましょう。場合によっては日傘や服に貼れるシールタイプの虫よけなど、赤ちゃんの肌に直接触れない対策をとることも必要かもしれませんね。

夏の外出での注意点

特に紫外線の強い時間帯(10時頃~15時頃)は外出を避け、午前中の早い時間もしくは夕方などに出かけるようにしましょう。

赤ちゃんとの外出では、ベビーカーや抱っこひもを利用することになります。どちらを使用するにしても熱がこもりやすいため、必要に応じて保冷材を活用したり、こまめに水分補給させたりすることが大切です。

外出で汗をかいた場合は、すぐに着替えさせてあげましょう。そのままにしておくと室内の冷房で風邪をひいてしまうこともあります。

冬に赤ちゃんと外出する際の持ち物・服装

冬の寒い時期、風邪をひかせないためには何を着せたらいいか、どのくらい着せたらいいのか迷いがちですよね。冬に赤ちゃんと外出する場合の服選びのポイントなどを見ていきましょう。

冬に外出する際の赤ちゃんの服装

冬の赤ちゃんの室内での服装は、肌着プラス長袖のカバーオールもしくは長袖Tシャツ(トレーナー)・長ズボン、靴下が基本です。必要に応じてカーディガンを羽織るなどさせましょう。外出時はこの服装に加え、アウターやおくるみを着せます。

冬は外気温に応じて保温性の高いアウターなどが必要となりますが、着せ過ぎにも注意が必要です。赤ちゃんに厚着させると必要以上に体温が上昇し、不快な思いからぐずったり大量の汗で体が冷えて風邪を引いてしまったりすることもあります。赤ちゃんの様子を見ながら、こまめに脱ぎ着させてあげることがポイントです。また赤ちゃんは室内外の気温差により、急に鼻水がでてしまうこともあります。ベビーカーの荷物カゴやマザーズバッグなどに防寒対策のアイテムとあわせて外でも洗える知母時(ちぼじ)のような鼻水吸引器を入れておくと、出先で何度でも使うことができます。

関連ページ:手動ポンプ式鼻水吸引器 知母時(ちぼじ)

冬の外出に必要な持ち物

冬の外出では基本の持ち物に加え、防寒対策に必要な以下のようなアイテムを用意するとよいでしょう。

           

  • 防寒用の帽子や手袋、イヤーマフなど
  • フリースなど暖かい素材のおくるみ

                

冬でも紫外線が気になるという方もいらっしゃるでしょう。夏に比べると紫外線量は少ないとはいえ、冬でもゼロではありません。短時間であればあまり神経質になる必要はありませんが、天気のよい日に長時間屋外にいる場合は必要に応じて日よけグッズを用意するとよいでしょう。

冬の外出での注意点

冬は雪の降る地域もあるでしょう。そのような状況で赤ちゃんを抱っこしたりベビーカーを操作したりしなければならない場合は転倒に十分注意しましょう。雪が降っていたり路面が凍結している恐れがあったりするときは、なるべく外出を控えるのがおすすめです。それでも外出が必要となるケースを考慮して、事前に滑りにくい安全な靴を用意しておくことも検討してみてください。

また、冬は風邪や胃腸炎など感染症が流行する時期でもあります。このような時期は赤ちゃんを病気から守るためにも、外出は必要最低限にしたいものです。しかし人の多い場所に行かざるを得ない場合は、なるべく短時間にするなど工夫しましょう。パパやママも、マスクや手洗い・うがいなどを入念に行い、感染症から身を守る対策を忘れないことが大切です。

季節に応じた準備で赤ちゃんと外出しよう

赤ちゃんとの外出は、赤ちゃん自身が快適に過ごせる工夫に加え、パパやママが安心して出かけられる準備が必要です。特に夏は日除け対策や熱中症対策、虫対策が重要となります。そのためには、こまめな水分補給や出かける時間帯などにも工夫が必要でしょう

一方、冬は防寒対策がメインとなります。しかし風邪をひかないためにとたくさん着せすぎてしまうと逆効果になる場合もあるため注意が必要です。

それぞれの季節に応じた基本的な持ち物や服装がありますが、特別な決まりごとはありません。赤ちゃんの様子に合わせ臨機応変に対応できるよう、この記事を参考に外出の準備をしてみてくださいね。

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