赤ちゃんの海デビューはいつから?注意したいことや必要な持ち物もご紹介

夏のレジャーの定番といえば海水浴ですよね。赤ちゃんの月齢によっては、今年の夏は海で楽しんでみようと考えているパパやママも多いのではないでしょうか。しかし赤ちゃんにとって初めての海、怖くて泣いてしまわないか、どんなふうに楽しませてあげられるかと不安を抱えている方も多いかもしれません。

この記事では、赤ちゃんの海デビューに関する情報をお伝えしていきます。海デビューの時期や注意点、必要なグッズまで徹底的にご紹介しますので、赤ちゃんと初めて海に行くときの参考にしてみてくださいね。

目次

海デビューに必要な持ち物
 基本の持ち物
 紫外線対策に必要なもの
 暑さ対策に必要なもの
海デビューにあると便利なアイテム
 小さいビニールプール
 浮き輪やスイムベスト・砂遊びグッズ
 マリンシューズ
 ウェットティッシュ
 ジップ付きビニール袋
 2Lのペットボトル
準備万端で赤ちゃんの海デビューを

赤ちゃんの海デビューはいつ頃?

赤ちゃんが海デビューする時期について、明確な決まりはありません。無理をせず、月齢に応じた方法で海遊びを楽しみましょう。

ただしパパやママ、赤ちゃん含め、家族全員が海遊びを安全に楽しめる時期ということであれば、海デビューに適しているのは「おすわりができるようになってから」であるといえるでしょう。おすわりができないとパパやママが抱っこするなどしていなければいけませんが、おすわりができるようになれば、砂遊びや波の来ない浅瀬での遊びを楽しむこともできます。

家族みんなで海遊びを楽しむということであれば、おすわりができるようになった頃を一つの目安にしてみるとよいかもしれませんね。

赤ちゃんの海デビューでの注意点

自然を相手にしたレジャーでは、何かしらのリスクが潜んでいるかもしれません。赤ちゃんが海デビューするにあたり、どんなことに注意すればよいのでしょうか。

赤ちゃんから目を離さない

手に取ったものを口に入れてしまう時期の赤ちゃんは、砂浜のごみや貝殻、小石、ガラスの破片などを口に入れてしまわないよう注意して見守りましょう。またハイハイなどで動けるようになると、海の方へ向かったり他の海水浴客のところに行ってしまったりすることもあるため、とにかく目を離さないことが大切です。

日焼け対策・熱中症対策が必要

海の日差しはとても強く、時期的に気温もかなり上昇します。遊びに夢中になってしまう赤ちゃんも多いと思いますが、こまめに日陰で水分補給させるなどして過度な日焼けや熱中症を防ぎましょう。遊びたい気持ちが上回りなかなか休憩に応じてくれない赤ちゃんは、好きな飲み物やおやつで誘ってみるのもおすすめです。

日焼け対策や熱中症対策を含め、赤ちゃんの海デビューに必要なアイテムはのちほどご紹介しますね。

海に入る際はゆっくりと

プールは大丈夫でも、波の立つ海は怖がってしまう赤ちゃんも多いようです。またひんやりとする海の感触を嫌がる赤ちゃんも少なくありません。初めての海の感触に慣れるには、パパやママが抱っこして足先から少しずつゆっくりと海に入るようにしましょう。

食事や授乳直後は避けて海に入る

授乳直後や食事を摂ってすぐのタイミングでおなかのあたりまで水に浸かってしまうと、胃腸に負担がかかり吐いてしまう場合があります。足が浸かる程度であれば問題ありませんが、念のため授乳や食事の後は少し時間をおいてから海に入るようにしましょう。

長時間海に浸からない

赤ちゃんは体温調節機能が未熟です。大人よりも冷えやすい上に、水に浸かることで体力も消耗します。赤ちゃんの体に負担をかけないためにも、海水に浸かる時間は短時間にしておきましょう。

海デビューに必要な持ち物

基本の持ち物から暑さ・紫外線対策に必要なものまで、赤ちゃんの海デビューに欠かせない持ち物をご紹介します。

基本の持ち物

                  

  • テントやタープ
  • 水着(水遊びパンツ)
  • 着替え
  • タオル・バスタオル
  • 母子手帳・健康保険証など
  • 絆創膏など衛生用品
  • 飲み物・食べ物
  • 鼻水吸引器

                       

日差しの強い海で直射日光を防ぐには、テントなどが必須です。赤ちゃんのおむつ替えや着替えの目隠しにもなるため、忘れずに用意しておきましょう。水分補給の飲み物も熱中症対策に不可欠です。飲み物やおやつなどは現地でも調達できますが、赤ちゃん用のものや好みのものを用意したい場合はあらかじめ購入しておきましょう。

水遊び後は身体が冷え、鼻水が出てしまう可能性もあります。知母時(ちぼじ)のような持ち運びできるコンパクトタイプの鼻水吸引器を持っておくと、突然の鼻水にも困りません。

また絆創膏やガーゼ、包帯などの衛生用品などは使いたいときにすぐ手に入らない場合も多いため、準備しておくと安心です。

関連ページ:子どもとのお出かけで注意したいこととは?便利アイテムやおすすめの場所もご紹介

関連ページ:手動ポンプ式鼻水吸引器 知母時(ちぼじ)

紫外線対策に必要なもの

                     

  • 日焼け止め
  • ラッシュガード
  • 日除け付きの帽子
  • 赤ちゃん用サングラス

                    

テントがあるとはいえ、長時間屋外で過ごすことになるため紫外線対策は必須です。日焼け止めなどは使用できる月齢を確認して使うほか、こまめに塗り直すようにしましょう。ラッシュガードは日焼け防止のほか、すり傷などの防止にも役立ちます。また頭から首への直射日光を防げる帽子や、嫌がらなければサングラスなどの着用もおすすめです。

暑さ対策に必要なもの

                  

  • 携帯用(アウトドア用)扇風機
  • 保冷剤
  • 厚手のレジャーシート(断熱シート)

                           

紫外線対策に加え、暑さ対策を施すことで熱中症防止にも役立ちます。ペットボトルの飲み物を凍らせて保冷剤代わりにするのもおすすめ。溶けたら水分補給に使えます。また、太陽に照らされた砂浜の熱さをしのげるレジャーシートを使うことも、暑さ対策に有効です。

海デビューにあると便利なアイテム

赤ちゃんとの初めての海遊びに、あると役立つアイテムをご紹介します。

小さいビニールプール

海に入るのを怖がったり、波が心配だったりといった場合にはビニールプールが役立ちます。直射日光を避けられる場所で使用しましょう。

浮き輪やスイムベスト・砂遊びグッズ

海に入るのを怖がらないようであれば浮き輪やスイムベストを付けて、海水浴気分を体験させてみましょう。また海での遊びの定番といえば砂遊び。バケツやスコップ、熊手などがセットになったものを用意してあげれば、海に入らなくても楽しめますね。

マリンシューズ

歩けるようになった赤ちゃんには、ケガ防止のためマリン(ウォーター)シューズを履かせましょう。サンダルタイプのものもあるのでお好みで選びましょう。砂が入るのを防ぎたい場合には、シューズタイプがおすすめです。

ウェットティッシュ

水道が近くにない場合などに便利。手や指を拭く以外にも、食事の時に口元を拭くのにも使えます。ノンアルコールタイプとアルコールタイプを用意して、用途によって使い分けてもよいでしょう。

ジップ付きビニール袋

密封できるジップ付きのビニール袋は使い終わったおむつやごみ、脱いだ水着、赤ちゃんの食べかけのおやつを入れるなどさまざま用途で活躍します。大小合わせて多めに持っていくのがおすすめです。

2Lのペットボトル

ペットボトルに水を入れておくと、赤ちゃんの体に付いた砂や海水を洗い流すのに便利です。ペットボトルのキャップの代わりに取り付けて、ジョーロのように水を出せるアイテムもあるようなので、簡易的なシャワー代わりにいかがでしょうか。食事の時の手洗いにも使えますね。

準備万端で赤ちゃんの海デビューを

赤ちゃんの海デビューの時期はパパやママが判断することになりますが、家族が安全に海遊びを楽しむのにおすすめの時期は、おすわりができるようになったら。しかし海での楽しみ方はそれぞれのご家庭で異なるため、月齢に合った無理のない方法で楽しんでみてください。

海デビューの際には、基本的な持ち物に加え紫外線対策や熱中症対策、暑さ対策に必要なアイテムを用意することが重要です。また赤ちゃんが安全に遊べるようなアイテムも用意しておくと安心ですが、一番は赤ちゃんの体調に配慮すること。赤ちゃんは体温調整機能や肌のバリア機能が未熟であることを念頭に置き、こまめに休憩をとりながら無理なく楽しんでくださいね。

知母時(ちぼじ)公式サイトのTOPへ戻る