赤ちゃんは温泉にいつ頃から入れるの?持ち物や注意点について解説

赤ちゃんを連れて温泉に行ってみたいと考えている方もいらっしゃるでしょう。しかし、そもそも赤ちゃんは温泉に入れるのか、入れたとしても一緒に入っていいのかなど気になることがたくさんあって悩んでいるという方も多いかもしれませんね。
この記事では赤ちゃんが温泉に入れる時期や温泉に連れていく前に確認すべきことに加え、注意点や必要な持ち物などについて解説します。

目次

赤ちゃんが温泉に入れるのはいつ?
 お座りができるようになる時期が安心
 温泉に行く前に事前に確認しておくこと
赤ちゃんと温泉に行くときの持ち物
赤ちゃんと温泉に入る際の注意点
 授乳直後や眠いときは避ける
 体の汚れを落としてから湯船に入る
 赤ちゃんから目を離さない
 赤ちゃんを抱っこしての移動に慎重に
 長湯をしない
 粗相があった際にはきちんと申告する
赤ちゃんとの温泉を楽しもう


赤ちゃんが温泉に入れるのはいつ?

しばらくぶりに温泉にでも入ってゆっくりしたいとは思うものの、赤ちゃんと一緒に温泉に入れるのはいつからなのか気になりますよね。
ここでは、赤ちゃんが温泉に入れる時期や、入る前に確認しておきたいことなどについて解説します。

お座りができるようになる時期が安心

まずいつまで温泉に入れないのか見ていきましょう。通常、赤ちゃんは1カ月までは細菌感染予防の点からベビーバスで沐浴させ、1カ月健診で問題なければ大人と同じお風呂に入る許可が出ます。それを踏まえると、1カ月健診が終わるまでは温泉に入るのは避けるべきと考えられるでしょう。

しかしこれは少し極端な話かもしれません。実際1カ月を過ぎたからといって、首もすわっていないふにゃふにゃとした赤ちゃんを温泉に入れるのは少し抵抗がありますよね。もちろんいけないことではありませんが、安全面を考えれば首がすわった2~3か月頃、より安心なのはお座りができるようになる6~7カ月頃でしょう。

温泉に行く前に事前に確認しておくこと

【赤ちゃんと温泉に行く際の事前確認リスト】


◦ 温泉に入るのに年齢の制限があるか
◦ ベビーベッドはあるか
◦ 刺激が強かったり熱すぎたりしないか
◦ 休憩室があるか
◦ 貸切風呂や家族風呂があるか

                     

施設によっては乳児や幼児の入浴が不可とされているところもあります。この場合、ホームページなどであらかじめ情報としてアナウンスされているケースが多いと思いますが、不明の場合は事前に確認しておくようにしましょう。

赤ちゃんと一緒の温泉を難なくこなすためにはベビーベッドが必須。入浴前後の身支度の際、脱衣所にベビーベッドが置いてあるかどうかで大変さが違います。現在は多くの施設にベビーベッドが設置されていると思いますが、行く前に確認しておくと安心ですね。

また熱すぎたり肌への刺激が強かったりする温泉は、赤ちゃんには向きません。事前に泉質や温泉の温度を調べたり問い合わせたりして確認しておきましょう。

休憩室や大広間など、お風呂上がりに一息つける場所があるかどうかは、日帰り温泉の際には大きなポイントとなります。慣れない温泉に興奮してしまった赤ちゃんを落ち着かせたり水分補給したりするのに便利。個室があれば授乳にも対応できますね。

さらに家族風呂や貸切風呂があると、より安心して温泉を楽しめるほか、他の利用客に気兼ねすることなくゆっくりできるのでおすすめです。予約が必要な場合もあるため、利用する場合は忘れずに予約しておきましょう。


赤ちゃんと温泉に行くときの持ち物

【赤ちゃんと温泉に行くときの持ち物リスト】

                 

✓着替え
✓ おむつ
✓おしりふき
✓飲み物(ミルク・授乳に必要なもの)
✓はおりもの(湯冷め防止)
✓ ケア用品(綿棒・保湿クリームなど)
✓鼻吸い器
✓バスタオル(2枚程度がおすすめ)
✓ フェイスタオル(2枚程度がおすすめ)
✓ ガーゼ(2枚程度がおすすめ)
✓ ベビー石鹸やシャンプー
✓ お風呂で遊べるおもちゃ
✓ ベビーチェアやベビーマット
✓母子手帳・健康保険証

                       

母子手帳などは赤ちゃんとのお出かけに必須です。ベビーチェアやベビーマット、ソープやシャンプーなど、ベビー用のグッズをレンタルできる施設もあるので、確認しておくとよいでしょう。温泉に限らず赤ちゃんとのお出かけでは、予期せぬ事態も発生しがち。おむつやタオルなどは多めに用意しておくと安心ですよ。
また赤ちゃんは気温や湿度の変化に弱く、宿泊先などで体調を崩しかねません。防寒具とあわせて知母時(ちぼじ)などの鼻吸い器も常備しておくと、急な鼻づまりにも対処する事が出来ます。
綿棒や保湿クリームなど、お風呂上がりのケア用品も忘れずに準備しておきましょう。

大人と同じように、お風呂上りは赤ちゃんものどが渇くため水分補給が必要。授乳グッズやミルクセットを忘れないようにしましょう。

関連ページ:赤ちゃんとの旅行はいつから楽しめるの?必要なものについても解説

関連ページ:手動ポンプ式鼻水吸引器 知母時(ちぼじ)

赤ちゃんと温泉に入る際の注意点

万全の準備を整えていざ温泉に入るとなったときには、どんなことを意識しておくべきなのでしょうか。

授乳直後や眠いときは避ける

温泉に入れるタイミングは赤ちゃんの機嫌に合わせてあげましょう。ただでさえ慣れていない温泉に入ることを考慮した上で、負担がかからないタイミングを選択することが大切です。おなかが空いているときや眠いときはぐずりがちなので、なるべく避けるようにします。また授乳した直後は吐き戻しやすいため、しばらく時間を置いてから入るようにしましょう。

体の汚れを落としてから湯船に入る

温泉には体の汚れをきれいに落としてから入るのがマナーです。これは赤ちゃんも例外ではありません。赤ちゃんは特にお尻の周囲をしっかりと洗いましょう。赤ちゃんの体がしっかりと洗えたらベビーチェアなどに座らせて、ご自身の体を洗います。

実際に湯船に入る際には、赤ちゃんがびっくりしないよう優しく声がけをし、かけ湯をしてから入りましょう。

赤ちゃんから目を離さない

自宅のお風呂と違い慣れない場所でもある温泉では、いつも以上に見守りが必要です。しっかりとおすわりができるようになった赤ちゃんといえど、何かの拍子にすべってひっくり返ってしまうことも。なるべく目を離さないように意識しておきましょう。

赤ちゃんを抱っこしての移動に慎重に

浴室はとても滑りやすい状況です。特に赤ちゃんを抱っこしたまま行き来する場合、抱っこの仕方によっては体勢が不安定になり転倒の恐れもあります。また泉質によっては浴槽内も滑りやすくなっている可能性もあるため、気を抜かずに十分注意して移動しましょう。

長湯をしない

熱すぎない温度の温泉を選んだとしても、赤ちゃんにとって自宅のお風呂よりは少し熱めかもしれません。湯船に長く浸かっているとのぼせてしまう恐れもあるため、短時間で済ませるようにしましょう。

とはいえ温泉に来たのだから、大きい湯船にゆっくりと浸かりたいですよね。そのようなときは一度出て、赤ちゃんをパートナーに預けてから入り直すのも一つの方法です。せっかく来た温泉ですから十分に楽しめるよう、工夫してみてくださいね。

粗相があった際にはきちんと申告する

万が一赤ちゃんがおしっこやうんちを漏らしてしまったなどの粗相があった場合は、きちんと申告し謝罪することが大切です。特にまだおむつが外れていない赤ちゃんの場合、粗相してしまうことも考えられるでしょう。

赤ちゃんの粗相など予期せぬ出来事が起きてしまった場合、誰しも困惑してしまうものですが、隠そうとする行為はマナー違反です。赤ちゃん連れの方に対する苦情にもつながりかねないため、しっかりと対処しましょう。

また、途中で泣き出してしまった場合には、浴場から一旦退出することも必要です。他の入浴客への配慮はもちろん、気持ちを落ち着かせるためにも一度外に出ることをおすすめします。

赤ちゃんとの温泉を楽しもう

赤ちゃんが大人と一緒にお風呂に入れる時期は1カ月健診を終えてからであることを踏まえると、温泉に入れるのもこの時期であると考えられます。しかし安全面を考えると首がすわる2~3カ月頃、もしくはより安心を求めるならお座りができるようになる6~7カ月がよいでしょう。

赤ちゃんと温泉に行く予定が立ったらまずは年齢制限がないか、お湯の温度や泉質はどうかなど、赤ちゃんがいても不都合がないかどうかあらかじめ確認しておくことが大切。また入浴に必要なベビーグッズはレンタルできる施設もありますが、タオルやおむつなど必要なものは忘れずに準備して出かけましょう。

赤ちゃんと温泉に入る際の注意点も頭に入れつつ、初めての赤ちゃんとの温泉を楽しんでくださいね。

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