出産前に準備が必要なものとは?ベビー用品や入院グッズ・手続きなどをご紹介

赤ちゃんの誕生が待ち遠しい一方で、出産予定日が近づくにつれ不安も大きくなりますよね。しかも出産までに準備しておきたいベビー用品や、やっておくべきことは意外に多いもの。前もって準備している方も多いかと思いますが、ぎりぎりで焦らないためにも余裕をもって準備しておくと安心して赤ちゃんを迎えることができます。

この記事では、出産前に準備が必要なベビー用品のほか、入院準備やしておくとよい手続きなどについてご紹介します。

目次

出産前に準備が必要なベビー用品
 ベビー服
 おむつ&おむつ替えグッズ
 授乳グッズ
 ベビー布団やベビーベッド
 お風呂グッズ
 ケアグッズ
 お出かけグッズ
ベビー用品を準備する際のポイント
 ベビー服は買いすぎに注意
 レンタルで十分な場合も
出産前にしておくべきことは?
 入院準備
 お金に関する手続き
 「陣痛タクシー」の登録
出産前にベビー用品を準備しよう

出産前に準備が必要なベビー用品

出産前に準備しておくものにはいろいろあり、どれから揃えるべきか迷ってしまいますよね。準備すべきベビー用品について、カテゴリー別に見ていきましょう。

ベビー服

まず必要になるのが肌着です。母乳やミルクの吐き戻しやおむつ替えの際に汚してしまうなど、5~7枚程度準備しておくとよいでしょう。肌着には「短肌着」「長肌着」「コンビ肌着」いろいろな種類があり、はじめてだと迷ってしまいますよね。季節によっても着せる肌着が変わってくるため、売り場の専門の方に相談するなどして選ぶのがおすすめです。

肌着以外では外出着(ツーウェイオール・ロンパースなど)や靴下、スタイなどがあります。赤ちゃんは、基本室内では靴下不要ですが、外出時や寒さ対策のために数足用意しておくとよいでしょう。また、スタイは赤ちゃんによってはよだれがあまり出ず不要な場合もあるため、はじめは1~2枚程度にしておくのがおすすめです。

  • 肌着(短肌着・長肌着・コンビ肌着)
  • ツーウェイオール・ロンパースなど
  • 靴下
  • スタイ

おむつ&おむつ替えグッズ

初めは新生児用のおむつを用意しますが、新生児用を使用する期間はわずかです。そのため、買いだめは不要。成長に応じて次のサイズのおむつを購入しましょう。おしり拭きも忘れずに用意すべきアイテムですが、使い勝手や使い心地は使い始めてみないと分からないため、あまりたくさん買いすぎないようにするのが無難です。初めは2パック程度にしておきましょう。

また必要に応じて、おむつ処理用のビニール袋や専用のごみ箱なども検討しましょう。

  • 新生児用おむつ
  • おしり拭き
  • おむつ処理袋&専用ゴミ箱

授乳グッズ

哺乳瓶は母乳の出によっては使わなかったり赤ちゃんに合わなかったりする場合もあるため、出産前に用意するのはとりあえず1本にしておくとよいでしょう。

  • 哺乳瓶
  • 哺乳瓶消毒用品

また、ベビー用品ではありませんが、ママが必要なものとして母乳パッドや搾乳機があります。これらは出産前に用意する方もいらっしゃいますが使わなくて済む場合もあるため、出産後に検討するのでもよいかもしれません。

ベビー布団やベビーベッド

赤ちゃんの快適で安全な睡眠のためには通気性のよさや敷布団の固さ、掛け布団の軽さなどに配慮した、ベビー用の布団を用意しましょう。大人用の布団では、安全性や快適性が損なわれてしまう可能性があります。

またベビーベッドに関しては、置くスペースなどの問題もあり使用しないご家庭もあるようです。出産までに赤ちゃんをどのように寝かせるかを決め、必要であればベビーベッドも用意しましょう。

  • ベビーベッド
  • ベビー布団(敷き布団・掛け布団)
  • タオルケットや毛布

お風呂グッズ

赤ちゃんにはお風呂(沐浴)が欠かせません。そのため、ベビーバスやベビーソープは必需品です。赤ちゃんを洗ったり体を覆ったりするガーゼや、お湯の温度を測る温度計も適宜用意しておきましょう。

  • ベビーバス
  • ベビーせっけん
  • 温度計
  • 沐浴ガーゼ

ケアグッズ

赤ちゃんの清潔を保つグッズや体温計を準備しましょう。赤ちゃんの爪切りには、はさみ型のものと大人の爪切りと同じような構造のものがあります。もし赤ちゃんの肌を傷つけるのが心配な場合は、爪やすりタイプのものを選ぶとよいでしょう。

体温計も耳で測るタイプや非接触タイプなど、さまざまな種類があります。それぞれに特徴がありますが、なるべく正確に測れるものを選ぶと安心です。

また、風邪をひいて鼻水の症状があっても鼻がかめない赤ちゃんにとって、鼻水吸引器はあると便利なアイテムのひとつ。手動や電動、携帯できるサイズのものから本格的なものまでさまざまなタイプが販売されています。新生児の時期は音や刺激に敏感な為、知母時(ちぼじ)のような静音設計の鼻水吸引機を選ぶと良いかもしれません。出産前の準備として、まずは手軽なものを購入してみるとよいでしょう。

  • ガーゼハンカチ
  • ベビー体温計
  • 綿棒
  • 鼻水吸引器
  • ベビー爪切り

関連ページ:鼻水吸引器を使うなら知っておきたい乳児の鼻水の基礎知識
関連ページ:手動ポンプ式鼻水吸引器 知母時(ちぼじ)

お出かけグッズ

出産後すぐは、まだ外出の機会がないかもしれませんが、いずれはお出かけの機会も増えてくるでしょう。抱っこ紐やベビーカーは必需品ですが、さまざまな商品がありどれを購入すべきか迷う方もたくさんいらっしゃいます。そのため、お店に出向いて実際に試してみるなどして、出産前から吟味しておくのがおすすめです。

出産後退院する際に自家用車を使う方は、忘れずにチャイルドシートを準備しておきましょう。

  • 抱っこ紐
  • ベビーカー
  • チャイルドシート

ベビー用品を準備する際のポイント

ベビー用品は可愛くてつい衝動買いしたり、念のためにとたくさん買ってしまったりすることもありますよね。しかし、結局使わなかった……という経験をした方も多いようです。ここでは、ベビー用品を購入する際に意識しておきたいことについて解説します。

ベビー服は買いすぎに注意

可愛いから、お手頃だからといってベビー服をまとめ買いするのは避けたほうがよいでしょう。ベビー服だけではなくおむつにもいえることですが、赤ちゃんはみるみるうちに成長しすぐにサイズが合わなくなってしまいます。また、素材が肌に合わなかったり着せづらかったりすることもあるため、まとめ買いはおすすめできません。

レンタルで十分な場合も

ベビーベッドやベビーカー、ベビーバスなどは、おさがりやレンタルを上手く活用するという方法もあります。ご家庭によっては、買ったはいいが必要なかった……というものもあるようです。特に、大きいものは出産前に無理に購入せずに、レンタルで試してみるという方法もあることを頭に入れておきましょう。

出産前にしておくべきことは?

ベビー用品を揃えておくことも大切ですが、出産のための準備も必要です。ここでは、出産前にしておくべきことについてご紹介します。

入院準備

急な事態に慌てないために、必要なものをセットにして置いておきましょう

  • 母子手帳
  • 診察券
  • 健康保険証
  • 印鑑(急な手術などで必要な場合も)

着替えやケア用品もひとまとめにして用意しておくと安心です。入院に必要なグッズは出産する病院で前もってお知らせしてくれますので、それに従い準備しておきましょう。

入院までに準備してまとめておくとよいものの一例をご紹介します。

【ママ用】

  • マタニティーパジャマ
  • 産褥ショーツ・産褥パッド
  • 靴下
  • スリッパ
  • 授乳用ブラジャー・母乳パッド
  • コップ・箸・スプーンなど
  • タオル
  • 洗面用具・歯ブラシ・基礎化粧品など

【ベビー用】

  • 肌着
  • おむつ・おしりふき
  • おくるみ
  • 帽子
  • ベビードレス
  • チャイルドシート

おむつとおしりふき以外は、退院までに用意できればよいものですが、ひとまとめにしておくとすぐに持ち出せるのでおすすめですよ。

お金に関する手続き

出産や育児に関連して受け取れる給付金があります。例えば「出産育児一時金」や「出産付加金」、「出産手当金」「育児休業給付金」などです。また、出産を機に退職される方で、出産後再就職を希望する方は「失業保険」を申請しておくとよいでしょう。

いずれにせよ給付の条件などがあるため、前もって健康保険組合や自治体、ハローワークなどに確認し、必要な手続きを行っておきましょう。

「陣痛タクシー」の登録

出産前に準備しておきたいことのひとつに「陣痛タクシー」への登録があります。陣痛タクシーは、事前に自宅や出産する病院の情報を登録しておくことで利用できるシステム。事前登録することで、自宅から病院までスムーズに送り届けてくれます。入院準備と一緒に早めに済ませておくと、いざというときに安心ですよ。

出産前にベビー用品を準備しよう

出産に当たり、ベビー用品を準備するのは楽しみでもある反面、何を用意したらいいのか悩んでしまうこともあるでしょう。ベビー服、授乳グッズ、お風呂用品、寝具、ケアグッズ、ベビーカーなどが主なものですが、細かく見ていくとさらにたくさんのものが必要であることが分かります。

この記事を参考に、出産前に準備しておきたいベビー用品や入院準備アイテムをリストアップして、準備万端で赤ちゃんを迎えてくださいね。

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