赤ちゃんのくしゃみの原因は?対処法について解説

赤ちゃんのくしゃみはかわいいですが、病気かもしれないと思うと、つい心配になってしまうもの。病気か体の反応かを見極めるには、病院へ行く目安を知っておくことが大切です。
本記事は、赤ちゃんのくしゃみが起こる原因や起こりやすい時期を解説しつつ、病院に行くときの目安となる症状をまとめました。あわせて対処法についても取り上げています。新生児や乳幼児の健康管理に役立つ知識をお探しの方は、チェックしてみてください。
目次
赤ちゃんいのくしゃみの原因は?対処法について解説
赤ちゃんがくしゃみをしている原因
ほこりなどの物理的な刺激
外気の影響
アレルギー
風邪
赤ちゃんがくしゃみをしやすい時期
生後2か月ごろまで
季節の変わり目や冬
赤ちゃんがくしゃみをしたときの対処法
こまめに掃除する
室温を一定に保つ
加湿する
こまめに水分補給する
注意した方が良い症状
特定の条件下でくしゃみが出る
くしゃみ以外の症状がある
まとめ
赤ちゃんがくしゃみをしている原因
赤ちゃんがくしゃみをしている原因は、環境や赤ちゃんの状態によりさまざまです。まずはよくある原因を知っておきましょう。
ほこりなどの物理的な刺激
赤ちゃんの鼻、特に生後2か月ごろまでは鼻の粘膜や鼻毛が発達していないため、ちょっとした刺激によってくしゃみが出ます。大人なら問題のないほこりやペットの毛でも、くしゃみが出てしまうことがあります。
時々くしゃみが出る程度なら、特に問題ありません。くしゃみの勢いで鼻水などが出た場合は、優しくぬぐってあげましょう。
外気の影響
赤ちゃんの粘膜は敏感なので、乾燥や冷たい空気にも反応します。これもよくある原因です。また、大人でも太陽やまぶしいものを見るとくしゃみが出る人がいますが、これは乳幼児でも起こります。
くしゃみをしたときは、赤ちゃんの様子を観察しつつ、部屋の気温や湿度・明るさが適切かチェックしましょう。
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アレルギー
アレルギー反応によって、くしゃみが出る場合もあります。次のような条件に当てはまらないか、チェックしてみましょう。
- ペットの傍にいるときだけくしゃみが出る
- 特定の部屋や場所だけ反応する
- ペットや特定の場所から離れるとくしゃみが止む
ペットの抜け毛やふけ・ハウスダストは、アレルギーの原因です。こまめな掃除を心がけるとともに、心当たりがある場合は、医療機関で相談しましょう。
風邪
くしゃみは、風邪によって起きる症状のひとつです。頻繁にしている場合や、ほかの症状が併発されている場合、風邪をひいている可能性が高いといえます。症状がひどいときや気がかりな点があるなら、医療機関に相談しましょう。
赤ちゃんがくしゃみをしやすい時期
赤ちゃんは体の機能が未発達なので、くしゃみをしやすい時期があります。ここでは、時期による特徴を解説しましょう。
生後2か月ごろまで
生まれてすぐから生後2か月ごろまでの赤ちゃんの鼻には、鼻毛がほとんど生えていません。その分、鼻の粘膜が刺激されやすいのが特徴です。この時期にくしゃみをたくさんしても、慌てないようにしましょう。
生後2か月を迎えたあたりから鼻毛が生え始めるため、粘膜の反応も落ち着きます。その時期までは、落ち着いて様子を見てあげましょう。
季節の変わり目や冬
季節の変わり目は鼻の粘膜が刺激されやすいため、赤ちゃんだけでなく大人もくしゃみが出やすいものです。乾燥や冷たい空気に触れやすくなる、晩秋から冬にかけても同様です。
このころは、体温調節しやすい服装や気温・室温の管理を徹底しましょう。風邪もひきやすい時期のため、普段のくしゃみと違う点がないかもあわせて気にかけてください。
赤ちゃんがくしゃみをしたときの対処法
赤ちゃんがくしゃみをしている場合、原因をなるべく取り除くのが大切です。気になるときは、以下の対処法を取りましょう。
こまめに掃除する
ほこりやハウスダストによってくしゃみが起きているなら、部屋をこまめに掃除することがポイントです。掃除機でほこりやゴミなどを取り除いたうえで、必要に応じて床にワイパーをかけましょう。
また、カーテンやクッションなどのファブリックも、ほこりやハウスダストを生み出すもののひとつです。定期的に洗い、古いものや壊れているものがある場合は処分しましょう。赤ちゃんがほこりっぽい場所に行かないようにするのも、有効な手段です。
室温を一定に保つ
赤ちゃんの粘膜は、気温によっても刺激されるため、室内の温度は一定を保ちましょう。部屋に温度計を置いておくと変化が一目で分かり、管理しやすくなります。
なお、家の中でも浴室と寝室のように、温度変化が発生する場所もあります。温度の異なる場所に赤ちゃんを連れて行く場合は、事前に部屋を暖めておくなどの対策もしておきましょう。
加湿する
空気の乾燥が気になる場合は、部屋を加湿することが大切です。
特に冬場は、乾燥しやすい時期です。赤ちゃんのいる部屋は、適度な湿度を保つことを意識しましょう。常に室内の湿度が40~50%を保てるよう意識してください。
加湿器がないときは、洗濯物や濡れタオルなどでも代用できます。ただし、赤ちゃんがこれらを引っ張り落下すると、思わぬ怪我をする恐れもあります。赤ちゃんの手が届かないところに設置しましょう。
こまめに水分補給する
粘膜は乾くと刺激に反応しやすくなります。乾燥が気になる日は、いつもより多めに水分補給させてあげるのが大切です。母乳やミルクをしっかり飲んでいれば問題ありませんが、足りない場合は、月齢に合わせて白湯や麦茶を飲ませます。
なお、水分を飲ませすぎると下痢などのトラブルを招くことも。飲ませる量は、慎重に見極めてください。
注意した方がいい症状
赤ちゃんのくしゃみの中には、医療機関に相談した方がよいケースもあります。明確に原因が分からない場合は、まずは以下の症状に心当たりがないかチェックしてみましょう。
特定の条件下でくしゃみが出る
特定の条件下でくしゃみが出る場合、何かしらのアレルギーを持っている可能性があります。狭いまたは埃っぽい部屋や、動物などが近くにいるときに必ずくしゃみをする場合は、医療機関へ相談してください。
くしゃみをよくする赤ちゃんがいても、何のアレルギーか判断できないときもあるでしょう。その場合は、時間帯や場所などをメモしておくと、あとで振り返って分析できます。気になる症状が出たときは、記録しておきましょう。
くしゃみ以外の症状がある
風邪や感染症が原因の場合、くしゃみとあわせて以下のような症状が出ます。当てはまるものがないか、確認してみてください。
- 発熱
- 咳がでる
- 鼻水や鼻づまり
- 母乳を飲む量が減る
- 睡眠時間が減る
- 寝つきが悪い
- 嘔吐や下痢をする
- 機嫌がずっと悪い
鼻風邪の場合は、鼻づまりを緩和するケアを行うことも選択肢のひとつです。鼻吸い器があれば、効率的に鼻水を取り除けるため便利です。いざというときのために、用意しておくことをおすすめします。
また、上記のような症状が出ている場合は、悪化する前に早めに医療機関を受診したほうがよいでしょう。
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まとめ
赤ちゃんのくしゃみはよくあることなので、心配し過ぎることはありません。成長と共に落ち着いたり、環境を整えれば治まったりすることがほとんどです。
しかし、くしゃみが特定の場所で起こる場合や、別の症状も併発している場合は、注意が必要です。赤ちゃんが健康に過ごせるよう、普段から様子をよく観察しておきましょう。


