一歳児がご飯を食べない!理由と対処法はある?

一歳児にご飯を食べさせることは、とても大変です。食べたがらなかったり、食事中に遊んでしまったりする悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

そこで、本記事ではご飯を食べない理由と、対処方法についてまとめました。「食事の時間がつらい」「少しでも食べてほしい」とお悩みの方の参考になれば幸いです。

目次

一歳児がご飯を食べない!理由と対処法はある?
 一歳児がご飯を食べない時によくある理由
  お腹が空いていない
  ご飯に興味がない
  味付けや食材が嫌
  食事の量があっていない
  食事以外に気を引くものがある
  生活リズムが毎日違う
  体調不良
  保護者の気持ち感じ取っている
 ご飯を食べなくても平気?
 ご飯を食べない一歳児への対応方法
  「食べ散らかし」を許す
  楽しい雰囲気で食事をする
  いっぱい運動させる
  食事量や食感・味などを変える
  毎日決まった時間に食事をする
  体調不良は状況に応じて医療機関に相談を
 保護者さんがイライラ・不安になったときの気持ちの持ち方
 まとめ

一歳児がご飯を食べない理由は?

こどもがご飯を食べないと、保護者は不安になってしまうものです。しかし、その原因は一つではありません。ここでは、よくある理由について解説しましょう。

お腹が空いていない

大人でも同じですが、お腹が空いていなければ食事はなかなか進みません。これは、室内遊びが多く体をほとんど動かしていない場合によく見られます。

また、食前におやつを食べてしまったときも同様です。ただお腹が空いていないだけなので、しばらくすれば自然と食欲が出てくることも珍しくありません。

ご飯に興味がない

一歳頃のこどもは、ご飯に興味を持てないことがよくあります。食事よりも、遊びをしたがったり、テレビを見たがったりすることも。

この状態で無理に食べさせようとすると、食事の時間が苦痛になってしまいます。まずは「ご飯を食べることが楽しい」と感じられるような工夫をすることが大切です。

味付けや食材が気に入らない

こども、特に赤ちゃんの味覚や口中はとても敏感です。味が濃すぎても薄すぎても食べてくれず、苦味や酸味・辛みも苦手です。

そのうえ、食べ物を噛んで飲み込む能力もまだまだ未熟です。歯も生えそろっていないことが多いため、大人なら問題なく食べられるものでも、一歳児だと受け付けないケースもあります。食事嫌いを予防・克服するには、味だけでなく柔らかさや食材の大きさにも注意しましょう。

食事の量があっていない

食事の適量は、一人ひとり違います。保護者から見て少ない量でも、こどもにとっては多いことも珍しくはありません。

毎回食事を残す場合は、一度量を減らしてみましょう。どんなに少ない量でも「食べきれた」という達成感を与えることも大切です。

食事以外に気を引くものがある

食事の楽しみを知らない子の近くにおもちゃやテレビがあると、そちらに気を取られてしまいます。食事に集中しない場合は、近くに気を引くものがないか探してみましょう。

理想としては、食事の場所と遊ぶ部屋とを分けることです。もし難しければ、食事前におもちゃを片付ける、布をかけたりするなど、目に入らないように工夫することが大切です。

生活リズムが毎日違う

食事をしっかりとるには、消化器官のリズムを作る必要があります。毎日異なる時間や間隔で食事をしていると、消化器官の動きも整いません。

「この時間はご飯を食べる」と保護者が率先してリズムを作ることが重要です。空腹になる感覚もつかめていき、食事の時間が近づくとご飯を食べたがるようになる可能性があります。

体調不良

普段はよく食べている子が食べなくなった場合、体調不良が関係しているかもしれません。食欲不振以外にも、次のような症状がないかチェックしてみましょう。

  • 発熱
  • 鼻水
  • 咳やくしゃみ
  • 腹痛
  • 便秘または下痢
  • 嘔吐
  • 喉の腫れや痛み

これらの症状がある場合は、医療機関に相談してください。

また、体調不良が原因ではなく「眠くてご飯を食べたくない」という場合もあります。お昼寝をしなかった、または寝ていた時間が短かったなど、睡眠不足が疑われる理由がないかも確認しておきましょう。

保護者の気持ちを感じ取っている

こどもは保護者の気持ちに敏感です。ご飯を食べないことに対するイライラや不安が伝わり、食べようとしないこともあります。

食事の時間は、本来はリラックスできる環境で行われるべきです。「食べられる分だけでいい」と割り切って、ゆったりとして気持ちで接しましょう。

ご飯を食べなくても平気?

一歳児は、母乳やミルクから離乳食に変わる時期です。今まで食べていたものが大きく変わるため、食事自体を拒否する子も珍しくはありません。

こどものお世話のプロである保育士でも、一歳児の食事はとても難しいといわれています。そのため、一歳児クラスを担当する保育士は、食事や運動の計画をほかの先生や栄養士などの専門家と確認しながら取り決めています。

プロでも工夫が必要なため、保護者がうまく食べさせられないのも仕方がありません。ご飯を食べさせるときは「少しでも食べたら問題ない」という気持ちで構えておきましょう。

ご飯を食べない一歳児への対応方法

いくら心構えをしていても、食べない状態が続けば心配になってしまうもの。次は、ご飯を食べないときにできる対応方法について解説します。

「食べ散らかし」を許す

一歳児はまだ食事がどういうものが分かっておらず、食べ物で遊んでしまいがちです。しかし、これは食べ物を知ろうとするプロセスの一つです。食べ散らかしを叱ってしまうと、食事自体を嫌がるようになります。

食べ散らかしをしても、焦らず見守りましょう。次第に食事に興味を示すようになるはずです。

関連ページ:1歳から1歳3か月はどんな時期?お世話のポイントなどについて解説

楽しい雰囲気で食事をする

食事に対してマイナスイメージがあると、ものを食べること自体に拒否反応を示すことがあります。イライラしたり不安になったりする気持ちは分かりますが、まずは落ち着きましょう。

こどもが楽しく食事ができるよう、笑顔でコミュニケーションを取りながら食べさせてあげてください。

いっぱい運動させる

お腹が空かないと、食欲はわきません。普段からたくさん運動させて、空腹になりやすい環境を作りましょう。

食事の前に体を動かすと、気分転換やストレス発散にもつながります。気分がリフレッシュするので、食事への集中力が高まることもあります。

食事量や食感・味などを変える

食事量や食感・味などが原因である可能性が考えられる場合は、こどもに合わせて変更してみましょう。意思表示できるようなら、何が嫌なのか聞いてみるのもよい方法です。

しかし、こどもは自分の気持ちをきちんと伝えられないうえ、食事ごとに気持ちが変わることも珍しくはありません。一度で気持ちを理解するのは難しいと割り切ったうえで、根気強く取り組みましょう。

毎日決まった時間に食事をする

消化器官のリズムが乱れている場合は、毎日決まった時間に食事を食べる習慣をつけるところからはじめましょう。食事の時間前に外遊びや散歩で体力を消耗させておくとより効果的です。

また、遅い時間に夕ご飯を食べると、朝になってもお腹が空いていないこともあります。17時から18時ごろまでに夕飯を終えていれば胃腸の負担も減り、良質な睡眠にもつながるでしょう。

体調不良は状況に応じて医療機関に相談を

体調が悪いときは、食事が進まないもの。場合によっては、保護者だけでは対処しきれないこともあります。

食欲不振以外に症状がある場合は、医療機関に相談してください。普段から食事に関する疑問や不安があるなら、このときに確認してみるのもよいでしょう。

保護者がイライラしてしまうときは?

いろいろな対処法を試しても、うまくいかない子もいます。こどもの健康やしつけを考えると、イライラしてしまう方もいるかもしれません。

本来であれば、食事はバランスよくとってほしいもの。しかし、どうしても食べずにイライラしてしまうときは「以下の栄養素を摂れていればOK」だと考えましょう。

  • 炭水化物
  • タンパク質
  • ビタミン・ミネラル

1食ですべての栄養素を取れなくても構いません。食べムラなどがあっても、1週間で見た時にバランスよくとれていればよいと考えましょう。

食事作りや食べさせるのが苦痛な場合は、外食や市販品・一時保育などを使うのもよい方法です。保護者が感じるプレッシャーは、こどもにも伝わります。楽しく食事をしてもらうためにも、便利なものは積極的に取り入れましょう。

まとめ

一歳児のご飯は、まず食べ物や食事の楽しみを知るところから始まります。なかなか食べないとつい焦ってしまいがちですが、まずは落ち着いて対応してください。

手作りの食事が苦しい場合は、市販品も上手に活用しましょう。こどもも保護者も楽しい時間が過ごせるよう、工夫することが大切です。

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