黄昏泣きはいつから始まる?時期と対処法を知っておこう

夕方になると激しく泣き出す黄昏泣きは、保護者の悩みの種になりがちです。何をしても泣き止まないと、途方に暮れてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事は、そんな黄昏泣きに関する知識をまとめました。「どのように対処したら分からない」とお悩みの方の参考になれば幸いです。
目次
黄昏泣きはいつから始まる?時期と対処法を知っておこう
黄昏泣きとは?
黄昏泣きの原因
内的要因
外的要因
黄昏泣きし始める時期
黄昏泣きの対処法
まずは泣いている原因がないか探す
スキンシップを増やす
ガス抜きしてあげる
気分を紛らわせてあげる
夕方の刺激を減らす
困った時に使えるグッズ
おくるみ
ホワイトノイズ
おしゃぶり
バウンサー
抱っこ紐
まとめ
黄昏泣きとは
黄昏泣きとは、夕方の日が暮れ始めたころに、赤ちゃんが前触れなく泣き始める現象です。夕暮れ泣き・コリックとも呼ばれています。
ミルクやおむつが原因で泣いている場合、それらを対処すればすぐに泣き止みます。しかし、黄昏泣きはいつものお世話では泣き止みません。また、赤ちゃんによって泣くタイミングや泣き方も異なります。
黄昏泣きの原因
黄昏泣きの原因は複数あり、内的要因と外的要因に分けられます。泣き始めたときに慌てないためにも、原因を知っておきましょう
内的要因
黄昏泣きの内的要因としては、以下のものがあげられます。
- 神経や消化器系の未発達
- 成長痛
- 疲労
赤ちゃんは体内の器官が十分に発達しておらず、外部からの刺激や食べ物などを処理する機能もきちんとはたらきません。結果として、不快感を覚えて泣き出すことがあります。
また、赤ちゃんのころは一生で最も身体が成長する時期です。骨や筋肉の急速な発達によって発生する痛みや不快感が原因で泣いている可能性もあります。
外部の状況や受けた刺激により脳が興奮し、うまく眠れずに泣いてしまうことも。大人でもまれに「疲れすぎて眠れない」といった状態に陥ることがありますが、これと同じです。
外的要因
外的要因としては、以下のものがあります。
- 環境の変化
- 刺激や不快感
- 気温・湿度
黄昏泣きが起きる夕暮れどきは、日が暮れて暗くなり、赤ちゃんが不安を感じやすい時間帯です。保護者も家事で忙しい時間帯のため、寂しさに耐えられなくなる子もいます。そうした変化に対応しきれず、泣き止まなくなってしまうことも珍しくありません。
黄昏泣きし始める時期
黄昏泣きは、生後3~4か月ごろから始まり、約1か月後にあたる生後5~6か月には治まっていくのが一般的です。
しかし、原因に体の発育が含まれていることからもわかるように、始まりと終わりの時期には個人差があるものです。
生後2か月ごろから始まる子もいれば、いつまでも長引く子もいます。一方でまったく泣かない子もいるため、黄昏泣きの有無や期間が周りと違っても心配することはありません。
黄昏泣きの対処法
では、黄昏泣きをし始めたら、どのような対処をすべきなのでしょうか。代表的な対処法を解説します。
まずは泣いている原因がないか探す
赤ちゃんが夕方泣いている場合、たまたまその時間帯にお腹が空いたり、おむつが濡れていたりしていることもあります。まずは泣いている原因がないかを探し、対処しましょう。
体温調節がうまくいっていない場合や、季節の変わり目には体調を崩す子も珍しくはありません。鼻づまりなどが原因で泣き出す子もいます。この場合は、鼻吸い器などを用いて不快な症状を和らげてあげましょう。
原因が見当たらない場合や、お世話しても泣き続ける場合、黄昏泣きである可能性が高いといえます。あやしながら、いろいろな対処法を試してみてください。
関連ページ:鼻吸い器はいつから使える?子どもに使う際のポイントをご紹介
スキンシップを増やす
スキンシップには、赤ちゃんの不安感や寂しさを取り除く効果があります。抱っこしながら声をかけてあげましょう。「大丈夫だよ」など、ポジティブな言葉や赤ちゃんを気遣う言葉をかけてあげてください。
抱っこするときは、赤ちゃんが保護者のぬくもりを感じられるように、体をしっかりと密着させるのがポイントです。なお、いつもの抱き方では効果がない場合は、以下のコリック抱きを試してみましょう。
- 赤ちゃんを片方の腕の上にうつぶせに乗せる
- 肘の上で顔が上を向くようにする
- もう一方の手でお尻と背中をしっかり支える
この抱き方は安定感があり、赤ちゃんが落ち着くこともあります。どうしても泣き止まないときは、コリック抱きであやしてみましょう。
ガス抜きしてあげる
消化器が未発達な赤ちゃんは、夕方ごろになるとガスがお腹にたまることがあります。お腹が張っている場合や、お腹に届くほど足をあげている場合、この可能性が考えられます。そんなときは、ガス抜きマッサージをしてあげましょう。
マッサージは、時計回りに大きな円を描くよう優しく手でさすってあげます。マッサージの気持ちよさに加え、保護者とのスキンシップで赤ちゃんが安心することもあります。
足をあげている場合は、自転車をこぐように足を動かしてあげるのも一つの方法です。赤ちゃんの関節や筋肉に負担をかけないよう、やさしく足を動かしましょう。
場合によっては、動いたりマッサージしたりするのを嫌がることもあります。そんなときは、左横に寝かせてガス抜きしやすい姿勢にしてあげてください。
関連ページ:ベビーマッサージにはどんな効果がある?やり方と注意点も解説
気分を紛らわせてあげる
黄昏泣きはほかの泣き方とは異なり、決まった時間帯に泣き出します。その時間に合わせて気を紛らわしてあげましょう。赤ちゃんは外に出ると気が紛れやすくなるため、お散歩に出かけるのもおすすめです。
赤ちゃんが落ち着くシーンは一人ひとり異なります。ベビーカーの振動で落ち着く子がいれば、おもちゃで遊ぶのが一番好きな子もいます。いろいろな方法を試して、その子にぴったりな対応を見極めましょう。
夕方の刺激を減らす
神経や五感の刺激を処理しきれずに泣いている場合、泣く時間帯にあわせて静かな環境を整えてあげるのが大切です。赤ちゃんごとに落ち着く環境は異なるので、その子に適したタイミングを探してあげてください。
たとえば、音や光の刺激が強いテレビを消したり、赤ちゃんがお気に入りの音楽をかけたりするのが効果的です。お風呂に入れて、体をサッパリさせてあげるのもよいでしょう。
困ったときに使えるグッズ
黄昏泣きが止まらない場合は、保護者の力だけでなく便利グッズに頼るのも有効です。困ったときは、以下のグッズを試してみてください。
おくるみ
おくるみで赤ちゃんを包み込んで手足の動きを抑えてあげると、お腹の中にいるような安心感を得られるといわれています。おくるみにはさまざまな素材があります。
赤ちゃんの肌は敏感なので、オーガニックコットンなど、刺激の少ないものを選ぶのがポイントです。また、毎日使うものなので、洗濯機で洗えて乾きやすいものを選びましょう。
ホワイトノイズ
赤ちゃんの泣き止ましたいときは、ホワイトノイズを聞かせるのもおすすめです。ホワイトノイズとは、テレビの砂嵐や、ビニールのカサカサ音などが該当します。これらの音は胎内にいたときに聞いていた音に近く、赤ちゃんに安心感を与えられるといわれています。
黄昏泣きが始まったら、ホワイトノイズを生み出す道具や、胎内音を搭載したぬいぐるみなどを用いてみてください。
おしゃぶり
赤ちゃんは乳首を咥えると安心感を得られます。同じような効果のある、おしゃぶりも活用してみましょう。
なお、おしゃぶりは長期間使用すると、歯ならびに影響する可能性があります。歯が生えそろい始める1歳半ごろから使用を減らし、2歳ごろまでに卒業することを推奨されています。
バウンサー
バウンサーのゆらゆらした振動により、赤ちゃんが落ち着くこともあります。黄昏泣きしているものの、保護者の手が離せないなどの場合は、バウンサーを活用しましょう。
また、ベビーカーの振動が赤ちゃんを落ち着かせる場合もあります。どうしても泣き止まないときは、ベビーカーに乗せて散歩に出かけるのもおすすめです。
抱っこ紐
スキンシップで落ち着く子なら、抱っこ紐を使うのも有効です。首が完全にすわっていれば、おんぶしながら家事をすることも可能です。声かけもしてあげれば、より安心できるでしょう。
また、おんぶをしているとき、赤ちゃんは保護者と同じ景色を見られます。赤ちゃんの視野が広がる効果もあるため、外出時に積極的におんぶをするのもおすすめです。
まとめ
黄昏泣きる理由は、赤ちゃんによってさまざまなです。その子に合わせた原因を探り、適切な対応を取りましょう。
また、抱っこやベビーマッサージなどでスキンシップをとるのもおすすめです。やさしく声をかけながら赤ちゃんに触れ、安心感を与えてあげてくさい。


