赤ちゃんが風邪を引いたときはどうする?お家でできる対処法を知ろう

赤ちゃんが風邪を引いてしまうと、普段のお世話とはまた違った対応が求められます。しかし、どのように看病するべきか悩んでしまう方もいらっしゃるでしょう。
そこで本記事は、赤ちゃんが風邪を引いたときの看病の仕方について解説します。お家でできるケア方法だけでなく、医療機関にかかるべき目安などもまとめましので、参考になれば幸いです。
目次
赤ちゃんが風邪を引いたときはどうする?お家でできる対処法を知ろう
赤ちゃんが風邪を引いたときによくある症状
お家でできるケア
すごしやすい部屋の条件とポイント
咳や喉の痛みのケア
鼻水や鼻づまりのケア
熱のケア
食欲がでないときのケア
嘔吐や下痢のケア
赤ちゃんの風邪予防対策
普段の様子をチェックしておく
毎日規則正しい生活リズムを作る
人混みに連れて行かない
家族の予防も忘れずに
まとめ
赤ちゃんが風邪を引いたときによくある症状
まずは、赤ちゃんが風邪を引いたときによく出る症状について確認しましょう。風邪の菌やウイルスにより症状は異なりますが、一般的には以下のようなものがあります。
- 咳やのどの痛み
- くしゃみ
- 鼻水や鼻づまり
- 発熱
- 食欲不振
- 嘔吐や下痢
これらの症状があるときは、風邪にかかっている可能性があります。症状に合わせたケアをしてあげましょう。
お家でできるケア
赤ちゃんが風邪をひいているときは、症状に合わせたケアが大切です。ここでは、お家でできるケア方法について解説します。
快適な部屋に整える
どんなに看病をしても、ウイルスや細菌が活発になる環境では思ったような効果を得られません。赤ちゃんが快適に過ごせる環境づくりが重要です。以下の3つのポイントを意識して、室内を整えます。
- 室温20℃・湿度60%を維持する
- こまめに換気する
- ほこりなどが舞わないようこまめに掃除する
室温と湿度が適度にある状態にすることで、細菌やウイルスの動きを抑えたり、粘膜の痛みを緩和したりする効果を期待できます。
換気により、新鮮な空気を入れることも大切です。暖房を入れているときは2時間に1回、そうでない場合は午前と午後に1回ずつ換気しましょう。1回につき、5分程度行えば十分です。
また、ほこりなどが舞う不衛生な状態だと、咳を誘発しかねません。部屋の掃除も重要な要素です。看病する部屋の環境を整えたら、症状ごとのケアに取りかかりましょう。
咳や喉の痛みのケア
咳や喉の傷み(炎症)は、気道に入り込んだウイルスや細菌・ほこりなどの異物を排除するために起こっている症状です。これらの刺激を最小限に抑えるためにも、部屋をきれいにして湿度の高い状態を保ちましょう。
咳や喉の炎症は、痛みだけでなく乾燥も引き起こします。痛くて飲めないなどの理由がない限り、こまめに水分補給させるのも有効です。塗るタイプの咳止め薬で楽になることもあるため、用意しておくとよいでしょう。
鼻水や鼻づまりのケア
鼻水もまた咳や炎症と同じく、体に害のあるものを押し出すための症状です。しかし、鼻水が大量に出ると鼻がつまって息苦しくなります。鼻吸い器などを使ってこまめに取り除いてあげましょう。
鼻水をとりやすくするためには、入浴によって血行をよくしたり、枕を少し高めにして鼻の通りをよくしてあげたりするのもおすすめです。
関連ページ:鼻吸い器はいつから使える?子どもに使う際のポイントをご紹介
熱のケア
発熱は、体内に入り込んだウイルスや細菌を排除するための防衛機能です。しかし、熱が高すぎると苦しいだけでなく、脱水症状など別の症状を引き起こすことも。
熱が高くて苦しいときは、アイス枕や凍らせた保冷材などを使って体を冷やしてあげるのが有効です。汗をかいている場合は、タオルで拭いてこまめに着替えさせるのも忘れずに。脱水症状を避けるために、水分補給もこまめにしましょう。
食欲がでないときのケア
風邪で元気が出ないと、食欲不振に陥る赤ちゃんもいます。心配になるかもしれませんが、ここで無理に食べさせると、嘔吐による脱水や消化による体力消耗を招きます。
風邪のときは、ひとまず水分が取れていれば問題ないと考えましょう。食べ物は「何か一口でも口にできたらよい」くらいの考えで問題ありません。無理せず、食べられそうなものだけを与えましょう。
嘔吐や下痢のケア
お腹の風邪の場合、嘔吐や下痢などの症状が出ます。吐いたもので喉を詰まらせる恐れがあるため、横向きで寝かせましょう。
吐いたあとに状態が急変する可能性もあるため、30分ほど様子を見てください。吐いたものの色や回数・それ以外の症状をメモしておくと、受診の際にスムーズです。
嘔吐や下痢は脱水症状を起こしやすいです。吐いてすぐに水分をとらせると逆効果になるため、時間をおいてから少しずつ水分補給をしましょう。
また、下痢の場合、いつもと同じ量のミルクや食事をすると悪化する恐れがあります。症状があるうちは食事量をいつもの3分の2ほどに減らし、減った分を水分補給に当ててください。
なお、吐しゃ物やおむつの便には、ウイルスや細菌が大量に含まれています。処理する際は、手袋やマスクなどを身につけた状態で片付け、慎重に処分しましょう。処理したものがあった場所は、塩素系漂白剤で消毒するのも忘れないでください。
赤ちゃんの風邪予防対策
赤ちゃんの風邪は本人だけでなく、看病をする保護者も大変です。ここからは、予防する方法について解説します。
普段の様子をチェックしておく
普段の様子や体の特徴をよく観察し、健康な状態を把握しておきましょう。少しでもおかしい点があったら、すぐに対処できる体制を整えておくのが大切です。
顔や体の色、平熱、ミルクの量などが基本的なチェックポイントです。これらの内容を毎日確認したうえで、メモを控えておくとよいでしょう。
毎日規則正しい生活リズムを作る
睡眠や栄養が不足していると、大人でも病気にかかりやすくなります。まだ体ができていない赤ちゃんならなおさらです。
毎日決まった時間に起床・食事・就寝する習慣を身につけましょう。生活リズムを整えることも、病気に負けない体づくりにつながります。
人混みに連れて行かない
たくさんの人が集まる場所には、さまざまなウイルスや細菌がいます。風邪や感染症にかかったまま外出している人もいるはずです。
赤ちゃんをリスクにさらさないためにも、外出の際はできるだけ人混みを避けましょう。どうしても必要のあるときは、滞在時間を短くすることもポイントです。
家族の予防も忘れずに
赤ちゃんが風邪を引く原因のなかでもよくあるのが、保護者や一緒に暮らす兄弟が病気を持ってきてしまうパターンです。予防を怠った結果、一家全員で感染してしまうことも珍しくありません。
風邪を予防するためには、普段からの手洗いやうがいが大切です。人通りの多い場所へ出かけるときは、必要に応じてマスクも着用しましょう。
まとめ
赤ちゃんの風邪は、悪化したり他の病気を併発したりする恐れがあります。症状に合わせて適切なケアや医療機関を受診してください。
また、病気を発症させないためには、予防に力を入れることも重要です。赤ちゃんを病気から守るためにも、家族全員が病気に強い体作りを心がけましょう。


