赤ちゃんのほっぺは赤くなりやすい?その理由とケア方法を解説

寒い季節になると、赤ちゃんのほっぺはよく赤くなります。これは、赤ちゃんの肌は大人よりもデリケートで外部環境の影響を受けやすいからです。特に冬の乾燥や寒暖差は肌に負担をかけやすいため、適切なケアが必要です。
本記事では、赤ちゃんのほっぺが赤くなる原因とその対策を詳しく解説します。ケア方法でお悩みの保護者の方は、参考にしてみてください。
目次
赤ちゃんのほっぺは赤くなりやすい?その理由とケア方法を解説
赤ちゃんのほっぺが赤くなる理由
寒暖差
乾燥
その他の要因
ほっぺが赤いときの対策方法は?
寒暖差が原因の場合
乾燥が原因の場合
湿疹が原因の原因
よだれや食べ物が原因(接触性皮膚炎)の場合
病気が原因の場合
スキンケア用品の選び方や塗り方のコツ
スキンケア用品は成分で選ぶ
スキンケア用品のタイプ
スキンケアをするタイミング
クリームやローションの塗り方
スキンケアの注意点
まとめ
赤ちゃんのほっぺが赤くなる原因
赤ちゃんのほっぺが赤くなる原因は、さまざまです。しかし、熱がないのに肌が赤くなっているときは、以下のような理由が考えられます。
寒暖差
冬の冷たい空気に触れたあと、暖かい室内に入ると、赤ちゃんのほっぺが一時的に赤くなる場合があります。これは、外気で収縮していた血管が、室内に入って急激に広がるためです。
これは一時的な反応なので、あまり心配し過ぎる必要はありません。時間と共に、赤みが少しずつ引いていくはずです。
ただし、肌がほてっている状態なので、かゆみを感じることがあります。赤ちゃんがかゆがって搔きむしらないよう、注意しましょう。
乾燥
赤ちゃんの肌は水分保持能力が低く、乾燥に弱いです。冷たい空気に触れたり暖房で乾燥した部屋にいたりすると、赤ちゃんの肌はうるおいを失い、肌のバリア機能が低下します。結果として、肌が赤みを帯びたり炎症を起こしたりする原因に。
また、生まれたばかりの赤ちゃんは、皮脂の分泌が活発ですが、生後2~3か月ごろになると、少しずつ皮脂分泌量が低下します。肌を十分に保護できなくなり、乾燥にとても弱くなります。
特に秋~冬にかけては空気が乾燥しやすく、赤ちゃんの肌に負担をかけやすい時期です。乾燥を防ぎ、肌のバリア機能をサポートするためには、毎日の適切なケアがとても重要です。
その他の要因
ほっぺが赤くなる理由は、乾燥や寒暖差だけではありません。外的な刺激によって、赤みが生じる場合も。たとえば、以下のようなケースが考えられます。
| 原因 | 特徴 |
| よだれかぶれ | よだれに含まれる消化酵素が、肌に長時間触れると、肌のたんぱく質を分解。炎症を引き起こす |
| 摩擦による刺激 | ガーゼ、ティッシュ、衣服などの繊維の刺激によって、肌が傷つく |
| 食べこぼし | 肉や魚などの消化酵素が含まれた食べものを肌につけたままにすると、肌に負担をかけて赤みの原因になる |
| 風邪などの病気 | 病気によって体が熱をもち、ほっぺに赤みが出る |
基本的には、原因を特定したうえで適切なケアを実施することが重要です。赤みがひどかったり、かゆがったり眠れなかったりした場合は、早めに病院を受診しましょう。
ほっぺが赤いときの対策方法は?
赤ちゃんのほっぺが赤くなったときは、原因に応じて適切な対策を取ることが重要です。ここでは、よくある原因ごとの対策をご紹介します。
寒暖差が原因の場合
寒い外気と暖かい室内の温度差によるほっぺの赤みは、血管の拡張と収縮が関係する現象です。赤ちゃんが激しい寒暖差を感じないようにすれば、赤くなることを防げます。たとえば、次のような対策が有効です。
- 防寒対策をする…外出時はマフラーや帽子をかぶせ、赤ちゃんを冷たい風から守る
- 急激な温度変化を避ける…外から帰宅した際は徐々に暖かい環境に移動させるなど、温度変化を緩やかにする
これらの対策により、赤ちゃんの肌への負担を和らげることが可能です。なお、防寒対策によって熱がこもると、肌トラブルの原因となるため、衣服を着せすぎないことも心がけましょう。
乾燥が原因の場合
乾燥によって赤みが出る場合は、保湿を徹底することが重要です。たとえば、次のような対策をしてみましょう。
- 入浴後の保湿を徹底する…入浴後はすぐに低刺激の保湿剤(クリームやローション)を塗る
- 肌を保護する…ワセリンや保湿クリームを赤みのある部分に薄く塗り、外部からの刺激の影響を和らげる
- 室内の湿度を保つ…加湿器を使用して適度な湿度の維持を心がける
乾燥から肌を守るためには、赤ちゃんの肌を保護するだけでは不十分です。刺激を与えないように、外的な環境も整えてあげましょう。
湿疹が原因の場合
ほっぺの赤みは、湿疹が原因であることがあります。悪化させないようにするには、低刺激のベビーソープを使う、肌をやさしく洗う、入浴後はすぐに保湿するのがポイントです。
赤みがひどい場合や湿疹が広がる場合は、小児科や皮膚科で診断を受け、必要に応じて薬を処方してもらうのが有効です。自己判断で対処を続けると症状が悪化する可能性もあるので、注意しましょう。
よだれや食べ物が原因(接触性皮膚炎)の場合
よだれや食べこぼしが肌を刺激して皮膚炎になっていると思われる場合は、以下のような点に気をつけます。
- 清潔を保つ…よだれや食べ物がついたら、すぐに柔らかい布で優しく拭き取る
- 保護クリームを塗る…よだれが多い場合は、保湿剤やワセリンをあごや頬に薄く塗り、肌を保護する
なお、よだれや食べこぼしをとるために何度もこすると、それ自体が摩擦になる場合も。肌の様子を見ながら、負担のない範囲で拭き取ってあげましょう。
病気が原因の場合
風邪やリンゴ病が原因の発疹が疑われたときは、ほかのこどもに感染させないよう配慮しつつ、様子を見ます。熱がこもってかゆみが出てしまうときは、適度に患部を冷やしたり、ワセリンで肌を保護したりするのが有効です。
これらが原因の場合は、赤みが長期化することはほとんどありません。ただし、気にある症状がある場合は、すぐに小児科を受診しましょう。
スキンケア用品の選び方や塗り方のコツ
赤ちゃんのほっぺの赤みを防ぐためには、専用のスキンケア用品を選び、適切な方法で使うことが重要です。ここでは、スキンケア用品の選び方のポイントや塗り方のコツを解説しましょう。
スキンケア用品は成分で選ぶ
赤ちゃんの肌は大人よりも薄く、デリケートです。そのため、肌に負担をかけにくい成分を選ぶのが重要です。以下のような基準で、スキンケア用品を選びましょう。
- 無添加・低刺激・無臭…肌に負担をかける可能性があるため、防腐剤(パラベン)などが含まれていないものを選ぶ。香料や着色料も不要
- 保湿成分…セラミド、ヒアルロン酸、シアバター、グリセリンなど、保湿力の高い成分が配合されたもの
そのほか、赤ちゃんが嫌がらないよう、べたつき感が少ないものを選ぶのも重要です。毎日のスキンケアを心地よく続けられるようなアイテムを探してみてください。
スキンケア用品のタイプ
一口にスキンケア用品といっても、クリーム・ローション・バームなどさまざまなタイプがあります。
たとえば、乾燥がひどく保湿力を重視したいなら、クリームがおすすめ。赤ちゃんがべたつきを嫌がるようなら、ローションやバームが適しています。肌の状態や、使い心地に合わせて選びましょう。
スキンケアをするタイミング
スキンケアには、適したタイミングがあります。肌が敏感な赤ちゃんは、ケアをいつ行うかによって、状態が変わってしまうことも。
基本的には、肌の乾燥しやすいときにスキンケアを実施するのを推奨します。特にお風呂上がりや起床時は、肌が乾燥しがちなので、忘れずに保湿ケアを実施しましょう。
乾燥が気になったときは、いつでも保湿ケアを行って問題ありません。汗や汚れがついているときはやさしく拭い、保湿剤でうるおいを補いましょう。
クリームやローションの塗り方
肌になるべく刺激を与えないようにするためには、塗り方にも注意をはらうことが大切です。クリームやローションを少量手に取り、肌にやさしくなじませましょう。
また、ほっぺに赤みが出ているときは、ほかの箇所も乾燥している可能性があります。保湿剤を塗るときは、体全体にまんべんなく塗ってあげてください。
スキンケアの注意点
赤ちゃんの肌はとても敏感なため、スキンケアによって状態が悪化してしまうことも。特に、新しいスキンケア用品を使うときは、肌に合わない可能性があります。いきなり体全体に塗るのではなく、目立たな部分でパッチテストを行い、異常がないかどうかをチェックしてください。
乾燥が気になるからと、適量以上に保湿剤を塗るのも推奨できません。肌が蒸れやすくなり、肌トラブルを招く可能性もあります。
また、スキンケアを続けても改善しない場合は、自己判断をせず、専門医にかかるのも重要です。どのようなアイテムをどのくらいの頻度で使ったか整理したうえで、医師に正確に伝えましょう。
まとめ
赤ちゃんのほっぺが赤くなるのは、寒暖差や乾燥、よだれ、摩擦などさまざまな要因が関係しています。肌がデリケートな時期だからこそ、毎日のスキンケアや生活環境の見直しがとても重要です。赤みが長引く場合やかゆみが強いときは、早めに医師に相談しましょう。


