歯ぐずりする期間は?対処法はある?歯固めのお手入れも解説

私たちの歯は、生後6か月ごろから生えはじめ、そのあと永久歯に生え変わります。この時期は、なんとも言えないムズムズ感があるものです。赤ちゃんもこの歯茎に違和感を覚え、ぐずることがあります。
本記事は、赤ちゃんがぐずったときの対処法を解説します。あわせてこの時期に使うおもちゃである、歯固めとそのお手入れ方法もまとめました。赤ちゃんへの対応方法を知りたい方や、普段使っているおもちゃの管理方法を知りたい方の参考になれば幸いです。
目次
歯ぐずりする期間と対処法はある?歯固めのお手入も解説
歯ぐずりとは
歯ぐずりする期間
歯ぐずりのサイン
歯が生える順番
骨内萌出期
萌出期
咬耗期
歯ぐずりの対策
歯固めを与える
歯固めを冷やす
冷やしたガーゼで歯茎を拭く
ゴムはブラシで歯磨きする
歯固めのお手入れ方法
シリコン製の場合
木製の場合
天然素材の場合
まとめ
歯ぐずりとは
歯ぐずりは、歯が生えてくるムズムズした感覚に違和感や不快感を覚えて、機嫌が悪くなったり泣いたりすることを指します。
歯が生える特有の感覚は、赤ちゃんにとって未知のものです。不快感からぐずぐずしたり、夜中に起きて泣いたりすることも珍しくはありません。体の成長の一環なので止めることができないので、歯が生えている本人はもちろん、保護者にとっても悩みの種になりがちです。
歯ぐずりする時期
歯ぐずりが始まる時期は赤ちゃんごとに異なりますが、生後半年から8か月ごろが目安です。この時期は歯が生える前、または生えはじめのため、むずがゆさから泣くようになります。
また、このころは夜泣きが起きる時期なので、複数の原因で寝付かない・泣き止まないということもあります。保護者にとっては、とても大変な時期です。
歯ぐずりのサイン
赤ちゃんは、自分の気持ちを言葉では伝えられません。そのため、歯ぐずり以外のことが原因でも、すべて泣いて伝えます。歯茎や歯がかゆいかどうかは、以下のサインによって判断してあげましょう。
- 物を口に入れるときに舐めずにかじるようになった
- よだれが増えた
- 食欲が落ちた
- 歯茎の硬さが硬くなった、または柔らかくなった
- 寝つきが悪く、すぐぐずる
- 微熱が出る
歯茎の硬さは歯の成長により柔らかくなったり、硬くなったりします。歯磨きのときにやさしく触り、チェックしてみましょう。歯茎の膨らみや硬さを感じたら、歯が生えてきている可能性があります。
赤ちゃんが不快感を覚えるのは、歯が生え始めるまでのころが多いです。歯が生えてくればある程度落ち着くため、心配しすぎないようにしましょう。
歯が生える順番
赤ちゃんの歯は、まず上下の前歯から生え始めます。とはいえ、生える順番はみんな同じではありません。ほかの子や通常とは違う生え方をしたとしても、過度に心配する必要はないでしょう。
ただし、トラブルが起きた時すぐ気が付けるようになるには、歯の生える順番や仕組みを知っておくことが大切です。次は、赤ちゃんの歯が生える仕組みについて解説します。
骨内萌出期
骨内萌出期(こつないほうしゅつき)とは、歯茎の中で作られた歯が出てこようと準備を始める期間です。歯の元が、顎の骨から徐々に外に向かって移動し始めます。外側からは判断しにくいですが、触ると歯茎がぶよぶよしていることも。
歯ぐずりは、この時期から始まります。移動しているサインを見つけたら、歯固めなどを用意して、不快感を和らげてあげるとよいでしょう。
萌出期
続いて、歯の頭が少し出てくる時期を迎えます。この時期やその直前は、歯茎を触ると他よりも硬くなっていることに気が付けます。
これは、歯茎のすぐ下に乳歯があるためです。また、保護者の目からも、生えかけの歯が見えるようになります。
この時期は特にムズムズ感があり、よだれが増える時期でもあります。このサインが出ていたら、口の中を確認してみてください。
咬耗期
咬耗期(こうもうき)は、歯が生えて摩耗し始める時期です。この時期は、食べ物を噛むことで歯がすり減ります。また、上下の歯が生えそろうことで、噛み合わせもしっかりしてくる時期です。このころになれば、歯ぐずりもかなり治まるでしょう。
なお、この時期に虫歯ができると、後々口腔トラブルにつながりかねません。しっかりケアしてあげてください。
歯ぐずりの対策
歯ぐずりをしている姿は、保護者も見ていて辛いものです。状況に応じて、以下の対策をしてあげましょう。
歯固めを与える
歯固めとは、この時期に噛んで遊ぶおもちゃのことです。歯固めには、ムズムズ感や不快感を和らげる効果があります。また、今までの食事が吸うことのみだった赤ちゃんが、噛むことを学習するためにも役立ちます。
素材は、シリコン、天然ゴム、木材などさまざまです。赤ちゃんが気に入りそうなものを選んであげましょう。衛生面が気になる方は、煮沸消毒ができるタイプを選ぶのがおすすめです。
歯固めを冷やす
歯が生え始めている歯茎は、痛みや腫れが発生することもあります。よくぐずるのも、このためです。
歯茎を観察して腫れている場合は、冷やした歯固めを与えると良いでしょう。冷やすことで腫れをある程度落ち着かせることができます。
冷やし方は、歯固めをビニール袋などに入れて、冷蔵庫にしばらく入れておくだけです。赤ちゃんがビックリしない程度に冷えたら、取り出して噛ませてあげてください。
冷やしたガーゼで歯茎を拭く
歯固めのほかにも、冷やしたガーゼも有効です。痛みや腫れのある歯茎を優しく拭いてあげます。このとき強く押してしまうと痛みを感じる場合があるため、力加減には十分気を付けましょう。
赤ちゃんによっては、歯固めの効果があまりない場合もあります。一緒にガーゼも冷やしてくと安心です。
ゴム歯ブラシを使う
痛みや腫れよりもかゆみを感じている場合は、ゴム歯ブラシもおすすめです。ゴム歯ブラシは、歯が生える前の口中をやさしくケアできるだけでなく、歯固めの役目も果たします。
また、歯が生え始めるころから歯ブラシに慣らしておくと、成長してからの歯磨きもスムーズにできます。慣れてきたら、ブラシが付いた赤ちゃん用の歯ブラシを使っても良いでしょう。
歯固めのお手入れ方法
歯固めは赤ちゃんが口の中にいれるため、衛生面が気になる方もいるでしょう。ここからは、お手入れ方法を材質別に解説します。
シリコン製の場合
シリコン製の歯固めは、使い終わったらそのたびに水洗いします。水洗いが難しい場合は、清潔な布やキッチンペーパーで拭きとってください。
表面に汚れがついた場合は、食器用洗剤で洗うと良いでしょう。シリコンは熱に強いため、煮沸消毒や電子レンジでの加熱消毒も可能です。余裕があるときに消毒しておくと、衛生面でも安心して使えます。
シリコンによく似た素材にゴムがありますが、消毒方法以外は同じです。ゴムは熱に弱いため、消毒する際は薬液消毒か、取扱説明書に記載された温度を守ったうえで煮沸消毒しましょう。
木製の場合
歯固めには、木製のタイプもあります。木でできたタイプは、水をよく絞ったタオルやガーゼで拭き取りましょう。
中には水洗いできるものもありますが、そのまま放置するとカビや変形などのトラブルが起きるおそれがあります。必ず風通しのよい場所で乾燥させてください。
木製だと煮沸消毒も薬液消毒もできませんが、除菌シートなどは使用できます。拭き取ったあとは、しっかり乾かしてから赤ちゃんに渡すようにしてください。
天然素材の場合
歯固めのなかには、お米などの天然素材を使ったものもあります。このタイプも木製同様、硬く絞ったタオルやガーゼで拭き取ります。消毒は除菌シートを使いましょう。
煮沸消毒や薬液消毒は、歯固めの破損につながるため、避けてください。同じ理由で、つけおき洗いも推奨されていません。
まとめ
歯ぐずりは、赤ちゃんの歯や歯茎の成長によって起きています。そのため、止めさせることは困難です。歯固めや冷やしたガーゼなどを使って、不快感を緩和してあげましょう。気になることがあれば、歯科医師や小児科医に相談してください。


