冬の新生児が安心して過ごせる室温や環境は?寒さ対策も解説

冬は大人でも風邪をひきやすい、厳しい季節です。新生児が快適に過ごすためには、温度や湿度の管理だけでなく、暖房器具や防寒グッズの使い方なども知っておく必要があります。
本記事では、新生児が冬を心地よく過ごすために役立つ知識を解説します。寒い季節を乗り越える際の参考にしてください。
目次
冬の新生児が安心して過ごせる室温や環境は?寒さ対策も解説
新生児に適した冬の室内環境
室温23℃・湿度:60%が目安
こまめな換気と掃除も大切
適切な暖房
新生児が快適に冬を過ごすための方法
温度湿度計で赤ちゃん近くの環境をチェック
眠るときは布団のかけ方に注意
室内なら靴下は不要
新生児が冬を迎える際の注意点
赤ちゃんの様子は体幹を触って確認する
結露はこまめに取り除く
暖房器具は赤ちゃんに触れないようにする
お風呂は39℃が目安温度
冬の新生児にぴったりの寒さ対策
就寝時の服装
丈の長いスリーパーがると便利
レッグウォーマーもおすすめ
まとめ
新生児に適した冬の室内環境
新生児が快適に過ごすためには、温度だけを注意すればよいわけではありません。まずは、赤ちゃんに適した室内環境について知っておきましょう。
室温23℃・湿度60%が目安
室内は暖房などを使い、23℃を目安に温かい環境を維持しましょう。湿度は60%程度が目安です。この室温と湿度を保つことで、寒くて乾燥した環境を好む菌やウイルスの活性化を防止できます。
加湿器がない場合は、濡れタオルや洗濯物を干すことで代用できます。暖房だけでなく、湿度管理も欠かさず行いましょう。
こまめな換気と掃除も大切
暖房で室温を保とうとすると、つい窓を閉め切ってしまいがち。しかし、これは汚れた空気やハウスダストによる影響を受けやすくなってしまいます。こまめな換気を行い、部屋の空気を入れ替えるのが大切です。
また、締め切った部屋にはほこりやハウスダストなどのアレルゲンが溜まりやすくなります。これらを防ぐためには、こまめな掃除が必要です。
ホコリは、カーテンなどのファブリックや寝具からも発生します。掃除するときは、これらも一緒にきれいにしましょう。
適切な暖房
暖房器具には、エアコンやファンヒーター・ホットカーペットなどがあります。中でもエアコンは室内の乾燥を招きやすいため、他の暖房器具との併用するのがおすすめです。
また、温かい空気は天井にのぼる性質があります。室内が温かくても、赤ちゃんが寝ている床付近は冷えていることも。暖房器具だけでなく、サーキューレーターなどを使って空気を循環させましょう。
新生児が快適に冬を過ごすための方法
新生児が快適に過ごせる室温や湿度を維持するには、次のような対策を行いましょう。室内の環境づくりの参考にしてください。
温度湿度計で赤ちゃん近くの環境をチェック
空気や湿度は、同じ部屋でも変化します。適切に環境管理するには、赤ちゃんがいる周辺の室温や湿度を正しく把握する必要があります。
ベビーベッドや布団など、赤ちゃんが常にいる場所の近くに温湿度計を置いておけば、快適な環境を維持できているかが一目で分かります。
眠るときは布団のかけ方に注意
赤ちゃんが寝ているときでも、室温や湿度が適切に保たれていれば、追加の毛布などは必要ありません。重ねすぎるとかえって寝苦しくなるため、基本は掛け布団に綿素材の毛布またはタオルケットを追加するようにしましょう。
赤ちゃんが布団を蹴り飛ばしてしまう場合は、スリーパーを着せると寝冷えを予防できます。寝ている部屋の環境や寝相によっては、腹巻きを着用するのもおすすめです。
室内なら靴下は不要
室内で過ごす場合、室温が適温なら靴下はいりません。赤ちゃんは足の裏で熱を逃がしているため、体温調節がうまくできないことも。重ね着するよりも、暖房器具などで室温を調節するのがポイントです。
なお、足を触ったときに冷たいと感じた場合、赤ちゃんの体が冷えている可能性があります。このようなときは、暖房器具の位置や向き・強さを調節して対応してください。
新生児が冬を迎える際の注意点
新生児が過ごす環境を整える際、気をつけるべきポイントがあります。ここでは、代表的なものを解説します。
赤ちゃんの様子は体幹を触って確認する
新生児を含めた赤ちゃんは、汗っかきです。必要以上に服を着せると、あせもなどの肌トラブルが起きることもあります。異常があっても泣くことでしかそれを伝えられないため、原因は保護が見極めなくてはなりません。
赤ちゃんの体温をチェックするときは、足だけでなく体幹も調べましょう。背中やお腹・太ももが汗ばんでいる場合、手足が冷たくても暑いと感じています。逆に冷たい場合は寒いときのサインです。
ぐずったり泣き続けたりする場合は、肌の状態をチェックするとともに、暑さ・寒さを感じているかも調べましょう。
結露はこまめに取り除く
外気と室温が激しいと、窓やサッシに結露がつきます。結露を放置すると、カビの発生を招きます。
カビは嫌なニオイを発するだけでなく、アレルギーや喘息を招く恐れも。掃除の際は、ほこりだけでなく結露も取り除くようにしましょう。
結露する時期には、専用のフィルターや吸水テープなどを使うのもおすすめです。使用する環境に合わせて、適切なタイミングで交換してください。
暖房器具は赤ちゃんに触れないようにする
新生児は自分で動くことができません。そのため、暖房器具やその温風などが当たると、火傷や脱水症状などのトラブルを招いてしまいます。設置場所には十分に気を付けましょう。
ハイハイや寝返りをするようになると、離していても移動や手を伸ばすなどの動作で触れてしまう恐れがあります。こうしたトラブルを回避するには、以下の対策が有効です。
- 暖房器具をベビーゲートや室内用フェンスで囲む
- 自動停止機能やチャイルドロックが搭載されているものを選ぶ
赤ちゃんの成長は早く、昨日はできなかったことが今日できることも珍しくありません。まだ体がうまく動かせない新生児のうちから、早めに対策しておきましょう。
お風呂は39℃が目安温度
お風呂は冷えた体を温めるのにぴったりです。赤ちゃんをお風呂に入れるときは、いつもより少し熱めの、39℃くらいの湯船に入れてあげましょう。浴室はほかの部屋よりも冷えていることが多いため、入浴前に温めて温度差を無くしておくと、より快適に過ごせます。
お風呂あがりは肌の乾燥が進むため、ベビーローションやミルクで保湿します。ケアしてもなかなか改善しない場合は、小児科か皮膚科を受診してください。
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冬の新生児にぴったりの寒さ対策
身体の機能が未発達の新生児は、体温調節もうまくできません。快適に過ごせるよう、保護者が対策を行いましょう。ここからは、寒さ対策にぴったりな便利グッズをご紹介します。
就寝時の服装
赤ちゃんは冬でも汗をよくかくため、大人から見ると少し寒そうな服装がちょうどよいといわれています。冬の場合でも、肌着と薄着のパジャマを重ね着するくらいで問題ありません。寒さが辛い日には、厚手の生地のものを選びましょう。
寝ている間も汗をかくので、素材にも注意が必要です。綿やガーゼなど、肌にやさしく通気性のよいものを着せてください。
丈の長いスリーパーがあると便利
赤ちゃんは就寝中によく動くため、気付いたら布団をはいでしまうことも。そんなときは、丈の長いスリーパーを使うと寝冷えを防止できます。毛布を出すには早い時期の防寒対策にも有効です。
月齢によっては、セパレートタイプのパジャマのうち、腹巻き機能が付いたものもおすすめ。お腹からの冷えを予防できます。
レッグウォーマーもおすすめ
基本的に赤ちゃんには靴下を履かせる必要はありません。しかし、どうしても足の冷えが心配な場合は、レッグウォーマーがぴったりです。足の裏を覆わずに、冷えやすい足首やふくらはぎを温めてあげられます。
まとめ
新生児は身体の機能が未熟なので、体温調節がうまくできません。保護者が気を配り、快適な環境を整えてあげる必要があります。普段から室温や湿度を管理して、心地よい環境づくりを心がけましょう。


