赤ちゃんの歯磨きはいつから?磨き方と嫌がるときの対処法

赤ちゃんの小さな歯を守るには、しっかりと歯磨きをすることが大切です。しかし、いつから始めるべきか分からない方もいらっしゃるでしょう。

そこで本記事では、歯磨きを始める時期と磨き方、嫌がるときの対処法などをまとめました。小さなこどものデンタルケアにお悩みの方は、ぜひご覧ください。

目次

赤ちゃんの歯磨きはいつから?磨き方と嫌がるときの対処法
 歯磨きを始めるタイミング
  磨く回数とタイミング
 歯磨きのやり方
  乳歯が生える前
  正7か月~1歳3か月ごろまで
  1歳3か月ごろ~3歳まで
 歯磨きの練習方法
  歯ブラシを握って使ってみる
  終わったら仕上げ磨きをする
 赤ちゃんの歯磨きをする際のポイント
  安全対策をしっかりする
  仕上げ磨きの際は歯茎に優しく
 歯磨きを嫌がる場合の対処法
  歯磨きが終わったらたくさん褒める
  1本ずつ3回磨いたらひと休みする
 赤ちゃんに合った歯ブラシの選び方
  ヘッドが小さめのものを選ぶ
  赤ちゃん用と仕上げ用をそれぞれ用意して
  シリコン製の歯ブラシもおすすめ
 まとめ

歯磨きを始めるタイミング

赤ちゃんの口中は、とても小さくて敏感です。歯が生え始める前からケアしてあげることで、歯磨きを嫌がるのを予防できます。まだ母乳やミルクを飲んでいる段階から、少しずつ成長に合わせてケアしてあげましょう。

磨く回数とタイミング

歯磨きの習慣を身につけるには、まず歯ブラシの感覚に慣れてもらう必要があります。始めたての頃は、1日1回でもできれば十分です。赤ちゃんの機嫌がいいときや、保護者の気持ちに余裕があるときにしましょう。

慣れてきたら、起床時と就寝前に行う習慣を作っていきます。寝ている間は唾液が減り、細菌が繁殖しやすいのが特徴です。起床時と就寝前に歯磨きを行い、口の中をきれいにしておきましょう。

歯磨きのやり方

歯磨きのやり方は、月齢や歯の生え方により異なります。月齢・成長具合に合わせた歯磨きの仕方を知っておきましょう。

乳歯が生える前

乳歯が生える前の時期は、母乳やミルクを与えたあとに行います。保護者の小指にガーゼを巻き、口中を優しくぬぐってあげましょう。

普段から口の中に触れる習慣を身につけることで、歯磨きに対するハードルを下げられます。また保護者にとっても、どのくらいの力で磨けばよいか学ぶ機会にもなります。

生7か月~1歳3か月ごろまで

生後7か月ごろになると、最初の乳歯が生え始めます。赤ちゃん用歯ブラシ、もしくはガーゼで磨いてあげましょう。保護者が使いやすければ、どちらでも問題ありません。上下の前歯が生えそろってきたときも、同じようにケアしてあげます。

磨く際は、歯の表面をこするようにして汚れを落とすだけで十分です。力を入れすぎると歯や歯茎を傷つけてしまうため注意しましょう。

1歳3か月ごろ~3歳まで

この頃になると、最初の奥歯が生えてきます。こども用歯ブラシを使って歯の表面をブラッシングしてあげましょう。虫歯を予防するためには、フッ素入り歯磨き粉を使うのがおすすめです。

赤ちゃんが自分で歯磨きをしたがったら、歯ブラシを持たせてあげましょう。自分でやりたい意欲を活かすことで、習慣化につなげられます。この場合は、保護者による仕上げ磨きも忘れないでください。

歯磨きの練習方法

こどもが自分で歯磨きができるようになるためには、小さいうちから練習しておくことも大切です。ここでは、練習の手順を解説します。

歯ブラシを握って使ってみる

スプーンが持てるようになると、歯ブラシも同じ要領で扱えるようになります。歯ブラシを持たせて、自分で磨く習慣を身につけましょう。最初は磨けずくわえているだけになるかもしれませんが、問題ありません。

少しでも磨けたら、たくさん褒めてあげましょう。大人とのコミュニケーションがしっかりとれるようになる2~3歳になったら、正しい磨き方を少しずつ教えてあげてください。

終わったら仕上げ磨きをする

赤ちゃんが歯を磨き終わったら、保護者が仕上げ磨きをします。手順は、以下のとおりです。

  1. 小さいうちは膝の上で抱っこしながら、2歳ごろからは正座した膝の上に頭を乗せてあおむけに寝かせる
  2. 口の中を覗き込むようにして磨きつつ、口中に異常がないか確認する
  3. 上の前歯の外側を磨く
  4. 奥歯のかみ合わせを磨く
  5. 歯と歯の間を磨く
  6. うがいをする、もしくは濡らしたガーゼなどで汚れをふき取る

はじめは嫌がるかもしれませんが、回数を重ねると慣れていきます。きちんと歯磨きできるようになるまでは、根気強く取り組みましょう。

赤ちゃんの歯磨きをする際のポイント

赤ちゃんの歯は柔らかく、傷つきやすいのが特徴です。歯磨きの練習や仕上げ磨きの際は、以下のポイントに注意しましょう。

安全対策をしっかりする

赤ちゃんの頃は、姿勢が不安定です。自分で歯ブラシを使っているときに、転んだり倒れたりする恐れがあります。歯ブラシで喉をついてしまうことも、よくあるトラブルです。

こうした事態を防ぐためには、立ったり歩いたりしているときに歯ブラシを持たせないようにしましょう。また、磨き終わるまで決して目を離さないようにしてください。

仕上げ磨きの際は歯茎に優しく

歯茎を歯ブラシで傷付けてしまうと、口内トラブルや歯磨き嫌いにつながります。仕上げ磨きのときは、人差し指を歯茎に当ててガードしながら磨いてあげましょう。

力を入れすぎると歯茎が傷ついてしまうため、やさしい力加減を心がけてください。歯ブラシの先端だけを細かく動かして、汚れを落としていくのがポイントです。

また、歯ブラシが上唇の内側中央にある筋(上唇小帯)に触れないように磨くのも大切です。ここはとても敏感な部分で、当たると痛みを感じることも。この近くを磨くときは、上唇を持ち上げながら指を沿え、ブラシが当たらないよう注意しましょう。

歯磨きを嫌がる場合の対処法

いろいろな対策をしても、歯磨きを嫌がる赤ちゃんはいます。嫌がられたときは、以下の対処法をとりましょう。

歯磨きが終わったらたくさん褒める

歯磨きを終えたらたくさん褒めてあげると、よいイメージを持たせられます。笑顔で以下の声かけをしてあげましょう。

  • よくできたね!
  • すごいね!
  • 頑張ったね!

褒めるときは、抱っこなどスキンシップを交えてほめるとより効果的です。楽しい雰囲気で歯磨きをして、マイナスイメージを払しょくしましょう。

1本ずつ3回磨いたらひと休みする

同じ作業をいつまでも続けると、飽きてしまう子もいます。そんなときは、休憩を入れるのがおすすめです。歯を1本につき3回磨いたらひと休みするなど、こどものペースに合わせて行いましょう。

かなり歯磨きに時間をかけることになりますが、気長に取り組んでください。慣れてくれば、一気に磨けるようになるはずです。

赤ちゃんに合った歯ブラシの選び方

赤ちゃんに使う歯ブラシは、大人や幼児が使うものとは異なります。ここでは、歯ブラシの選び方を解説しましょう。

ヘッドが小さめのものを選ぶ

赤ちゃんに使う歯ブラシは、ヘッドの小さいものが推奨されています。具体的には、ヘッドの幅が乳歯1~2本分のものがおすすめです。このサイズだと、奥歯までしっかりと磨けます。

また、赤ちゃんの歯茎はとてもデリケートです。歯ブラシの毛先が丸く加工されていると、歯茎に負担をかけにくく、やさしく磨くことができます。

赤ちゃん用と仕上げ用をそれぞれ用意して

赤ちゃんによっては、歯ブラシを噛んで毛先を開いてしまう子もいます。毛先が開くと細かいところが磨けなくなるため、仕上げ用の歯ブラシは別に用意しておきましょう。

仕上げようと赤ちゃん用の歯ブラシは、以下の基準で選ぶのがおすすめです。

  • 赤ちゃん用:好きなキャラクターが描かれている、飲み込み防止リングがついているなど
  • 仕上げ用:大人が握りやすい、長めの持ち手

市販品の多くは、「仕上げ磨き用」「自分で磨く用」と明記されているものがほとんどです。選び方に迷ったときは、歯科医院で販売されているものを購入してもよいでしょう。

シリコン製の歯ブラシもおすすめ

赤ちゃんによっては、歯ブラシの毛先の感触が苦手な子もいます。そんなときは、シリコン製の歯ブラシがおすすめです。シリコンは感触が柔らかく、歯茎に負担をほとんどかけません。このタイプは煮沸消毒や電子レンジ消毒に対応しているものも多いため、衛生的に使いやすいです。

ただし、シリコンタイプは、細かなところの汚れの除去には適していません。少しずつ通常の歯ブラシに移行し、慣れていくことが大切です。

まとめ

赤ちゃんの歯磨きは、口中の異物感に慣れるところから始めます。大人と同じ習慣を身につけるには、長い時間がかかるものです。焦るとかえってうまくいかないため、ゆったりと構え、根気強く取り組むようにしましょう。

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