赤ちゃんの冬服の種類や着せ方について知ろう!服の選び方も解説

winter-clothes-top

赤ちゃんの服装は、大人にも負けないほど種類があります。ついかわいいものに目移りしがちですが、赤ちゃんの健康を守るには、適切なものを選ばなくてはなりません。特に、乾燥や風邪などの影響を受けやすい冬の時期に着せる服を選ぶ際には、知識が必要です。

本記事では、赤ちゃんの冬服や肌着の種類を解説しつつ、選び方や着せ方のポイントをまとめました。記事を読めば冬に備えて購入すべきアイテムの知識や、適切な洋服の着せ方などが分かるようになります。赤ちゃんの冬支度を始めようとしている方は、ぜひご覧ください。

目次

赤ちゃんの冬着や肌着の種類
 短肌着・長肌・コンビ肌着
 ボディースーツ・ロンパース
 カバーオール・2wayオール
肌着や冬着にあわせたい小物
 ベスト
 おくるみ
 帽子
 レッグウォーマー・靴下
赤ちゃんの冬服の選び方
 素材は肌に優しいものを
 おむつ替えや洗いやすさも意識して
赤ちゃんの冬服の着せ方
 体温調節しやすいよう薄手の服を重ねる
 保護者さん用の防寒グッズを使うならアウターはなくても大丈夫
まとめ

赤ちゃんの冬着や肌着の種類

まずは赤ちゃんの冬着や肌着の種類について知りましょう。代表的なアイテムとその特徴をご紹介します。

短肌着・長肌・コンビ肌着

短肌着は赤ちゃんの腰まで丈がある肌着です。長肌着は文字どおり長めの肌着で、ドレスくらいの着丈が特徴です。どちらも前を着物のようにあわせ、ひもで結んで着せます。これは、寝かせた状態でも着替えやすいようにするための工夫です。

こちらも汗をよく吸収する素材でできているものが多く、冬の赤ちゃんの服装でもよく活用されます。

コンビ肌着は上下つながっているタイプの肌着です。裾が2股に分かれ、股部分にスナップボタンがついています。足が活発に動く時期の赤ちゃん向けの肌着です。

ボディースーツ・ロンパース

ボディースーツは、上半身からおしりまでつながっている服です。股下はボタンで留めています。ロンパースとも呼ばれます。脚部分や着せ方のバリエーションが豊富で、肌着の一種ですが、ズボンやスカートとコーディネートすることもよくあります。

より活発に動くようになったら、肌着からボディースーツに変えてもいいでしょう。大体2歳ごろまで使えます。部屋着からお出かけ着まで、幅広く活躍するため複数持っておきたいアイテムです。

カバーオール・2wayオール

下着の上に重ねて着るアイテムで、上下つながっているものをカバーオールといいます。通年使えますが、冬用のものは暖かい素材のものや、厚めの生地でできているものを使います。ボディースーツやロンパースに重ねて着せるだけでお出かけスタイルになるため、便利です。

2wayオールは、ボタンの留め方でズボンまたはワンピース型に変えられるタイプを指します。名前のとおり2パターンで使い分けられるのが特徴です。新生児からねんね期のおむつ替えが楽にできます。

肌着や冬着にあわせたい小物

赤ちゃんは体温調節機能が未熟なため、服の脱ぎ記で対応できるようにしておく必要があります。肌着や冬着だけでなく、冬用の小物もおさえておきましょう。

ベスト

赤ちゃん用のベストは、脱ぎ着しやすく新生児の体温調節に適しています。ニットキルトなどの厚手のものを用意しておけば、寒さが厳しい時期でも使いやすいでしょう。コーディネートに変化を与えられるので、気軽にオシャレを楽しめるのもポイントです。

おくるみ

おくるみは防寒着として活用できるほか、お布団やおむつ替えの際の敷物としても使えます。アウターが無くてもおくるみがあればある程度防寒できるため、持っておくと便利です。冬場は以下の素材で作られたものを選びましょう。

• ボア
• キルティング
• 無撚糸

冬用のおくるみは、防寒性にこだわって選ぶのがポイントです。

帽子

赤ちゃん、特に新生児は、大人に比べて髪や頭皮がとてもデリケートな状態です。寒さの厳しいときは、帽子などの小物も活用しましょう。フード付きのカバーオールなどを活用するのもおすすめです。

赤ちゃん用の防止はシンプルなものから耳などの飾りつきのものまで、さまざまなバリエーションがあります。ベスト同様、コーディネートに変化を与えられるアイテムです。複数持っておきましょう。

レッグウォーマー・靴下

足が出るタイプのアイテムを着せるときに、レッグウォーマーや靴下があると足元の防寒対策ができます。これもベストや帽子同様、コーディネートに活用できるアイテムです。赤ちゃんの様子や気温などをチェックしながら、ほかのアイテムと組み合わせましょう。

赤ちゃんの冬服の選び方

赤ちゃんの冬服や肌着は、さまざまな種類があります。同じ種類のアイテムでも、季節により適しているアイテムが異なるため、注意が必要です。冬の赤ちゃんに着せるアイテムを選ぶ際のポイントをおさえておきましょう。

素材は肌に優しいものを

冬は空気が乾燥するため、肌トラブルが起きがちです。大人はもちろん、肌が敏感な赤ちゃんも例外ではありません。赤ちゃんの冬着は、肌に優しい素材でできているものを選びましょう。

素材の中でも綿100%のものがおすすめです。特に、ニットやパイル織のものは、空気を含むので防寒性にも優れています。素材だけでなく、生地の作りのもこだわって選ぶのがポイントです。

赤ちゃんの肌トラブルが心配な場合は、冬服だけでなく保湿グッズも用意しておきましょう。保護者さんと一緒に使えるものや、外出先でも使えるものを用意しておくと便利です。

おむつ替えや洗いやすさも意識して

赤ちゃんの服は何かと汚れやすく、おむつ替えなどで頻繁に脱ぎ着します。冬服を選ぶ際、赤ちゃんの動きやすさに注目してしまいがちですが、洗いやすさや脱ぎ着のしやすさにも注目しましょう。

具体的には、ワンタッチタイプや前空きタイプの肌着などが該当します。おむつ替えのしやすさにこだわった2wayオールもおすすめです。素材は綿が一番ですが、このほかでは天竺や混紡・生地の作りではパイルやスムースなども候補に入れてもいいでしょう。

赤ちゃんの冬服の着せ方

赤ちゃんの冬服は、ただ着せればいいものではありません。冬服を着せるときのポイントをおさえておく必要があります。基本の着せ方を解説するので、覚えておきましょう。

体温調節しやすいよう薄手の服を重ねる

赤ちゃんの肌着は丈や作りにより複数の種類があります。冬場はこれらの肌着を重ね着することで、保温効果を高められるほか、脱ぎ着させることで細かく体温調節できます。冬場は肌着などの薄手の服を重ね着させましょう。

赤ちゃんはよく汗をかきます。同じ肌着をいつまでも着せていると、汗による冷えや肌トラブルにさらされる恐れもあります。いつでもすぐ洗い替えできるよう、肌着は種類ごとに4~5枚用意しておくと安心です。

保護者さん用の防寒グッズを使うならアウターはなくても大丈夫

防寒グッズは赤ちゃん用だけでなく、保護者さん用もあります。ママコートなどを使う場合は、赤ちゃんのアウターを無理に用意する必要はありません。外ではしっかり抱っこしてあげましょう。

どうしても不安な場合や、寒さが厳しい場合は足元の防寒に力を入れましょう。レッグウォーマーや靴下なら、汗をかき始めたらすぐ脱がせるだけで体温調節できます。また、これらのアイテムは普段のコーディネートにも加えやすく、オシャレにこだわりたい方にもおすすめです。

赤ちゃんに冬服を着せるときは、寒さから身を守るだけでなく、体温調節が簡単にできるかにも注目しましょう。

まとめ

赤ちゃんの冬服は、防寒性だけでなく体温調節やおむつ替えのしやすさにもこだわって選びましょう。また、赤ちゃんの様子や肌の状態・気候に合わせて小物なども用意しておくと、寒い時期でも安心して過ごせます。

とはいえ、しっかり対策しても風邪などの病気を拾ってしまうことは避けられません。万が一のときの備えとして、鼻吸い器や保湿クリームなどの予防やケアに使えるグッズもあわせて用意しておきましょう。

知母時(ちぼじ)公式サイトのTOPへ戻る

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です