赤ちゃんのお手入れ方法のポイントを解説!散髪のやり方もご紹介

赤ちゃんのお手入れ方法のポイントを解説!

新陳代謝が盛んな赤ちゃん。赤ちゃんは毎日沐浴させていても、目や鼻、爪など細かな部分に意外と汚れがたまりやすいものです。

この記事では、赤ちゃんのお手入れ方法の基本について解説します。部位別のお手入れ方法から赤ちゃんの散髪に関することまで詳しくご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

目次

赤ちゃんのお手入れ方法のポイントを解説!散髪のやり方もご紹介
赤ちゃんのお手入れ方法の基本
 赤ちゃんのお手入れは毎日必要?
 力を入れすぎない
 基本のお手入れ用品
赤ちゃんの部位別お手入れのポイント
 口のお手入れ
 目のお手入れ
 鼻のお手入れ
 耳のお手入れ
 爪のお手入れ
 おへそのお手入れ
 髪のお手入れ
赤ちゃんの散髪
 初めての散髪の時期は?
 散髪の手順
 自宅で散髪する際のポイント
まとめ

赤ちゃんのお手入れ方法の基本

小さな赤ちゃんのお手入れは、初めての方なら誰でも緊張してしまうもの。赤ちゃんは沐浴の他、細部にわたるこまめなケアが必要です。ここでは、赤ちゃんのお手入れに関する基本的な部分について見ていきましょう。

赤ちゃんのお手入れは毎日必要?

赤ちゃんのお手入れはこまめにする必要があるとはいえ、全てのお手入れを毎日しなければいけないというわけではありません。パパやママのタイミングのよいときに、できることをできる範囲でお手入れしましょう。

頑張って全てのお手入れを済ませ、きれいにしてあげたい気持ちも分かりますが、あまり時間をかけてしまうと赤ちゃんにも負担がかってしまいます。部位ごとに行うでも、できる部分だけやるでも構いません。少しずつ様子を見ながら進めてみましょう。

力を入れすぎない

緊張して力が入ってしまうことは誰にでもあります。ですが落とさないようにと力が入り過ぎてしまうと、デリケートな赤ちゃんの皮膚を傷つけてしまう恐れもあります。

また、おそるおそるでは不安が赤ちゃんにも伝わり、お手入れの心地よさが失われてしまうかもしれません。優しく、且つしっかりとお手入れしてあげましょう。

基本のお手入れ用品

ここでは基本のお手入れ用品をご紹介します。状況によって必要なアイテムは変わってくるはずですが、まずはこれらのアイテムを揃えておけば、細かい部分のお手入れもある程度は行えます。

  • ガーゼ
  • 綿棒
  • 赤ちゃん用爪切り
  • 赤ちゃん用ピンセット
  • 鼻吸い器
  • ブラシ

特にガーゼはお手入れの必需品で、いろいろ使えるので多めに用意しておきましょう。綿棒は赤ちゃん用の小さいものもありますが、通常のサイズも用意しておくと用途によって使い分けられるので便利です。

これらのアイテムは初めから全て使うとは限りません。しかし成長に伴い必要になるため、赤ちゃんを迎える準備として前もって用意しておくのもおすすめです。お手入れ用品一式がセットになったケース入りの商品は、持ち運びにも便利で、細かいグッズをなくしてしまうリスクも減らせます。

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赤ちゃんの部位別お手入れのポイント

それでは、赤ちゃんの部位別のお手入れ方法をご紹介します。

口のお手入れ

歯が生えてくる前の赤ちゃんは、お口のお手入れは特に必要ありません。口の中のミルクの残りも唾液と一緒に飲み込まれるため、自然にきれいになります。

お手入れが必要になるのは、歯が生え始める頃です。すぐに歯ブラシを使うのは難しいので、まずはガーゼ等を使って優しく拭く形で歯みがきを始めます。

目のお手入れ

目ヤニが付いたら、ガーゼを人差し指に巻きつけて眼がしらから目じりに向かって拭き取りましょう。目ヤニがなければ特にお手入れの必要はありません。

反対側の目を拭くときは、ガーゼの面を変えてきれいな部分で拭くようにします。強くこすらないようにするのがポイントです。

鼻のお手入れ

赤ちゃんの頭をしっかり固定し、鼻の穴の入り口付近の汚れ(鼻水や鼻くそ)を綿棒で絡め取ります。綿棒は根元に近い部分を、ペンを持つように握り、手の側面(小指側)は赤ちゃんの体に当ててしっかりと安定させましょう。

綿棒で取れないときは赤ちゃん用ピンセットを使用するのもおすすめです。しかし、綿棒もピンセットも奥まで入れすぎると鼻の粘膜を傷つけてしまう恐れがあるため、見える部分だけにしておきましょう。

鼻くそが硬くて取れないときはお湯に浸したガーゼを搾ったもので鼻を温めたり、お風呂のあとにお手入れしたりすると軟らかくなって取りやすくなります。

また赤ちゃんは鼻水をそのままにしておくと、少量でもすぐに詰まって苦しくなることがあります。鼻水が出るときは知母時(ちぼじ)などの鼻吸い器を使いましょう。

関連ページ:鼻水吸引器を使うなら知っておきたい乳児の鼻水の基礎知識

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耳のお手入れ

耳の裏やふちはガーゼで汚れを拭き取ります。耳あかまで取る必要はありませんが、耳の穴付近の汚れが気になる場合は、綿棒でそっと拭き取りましょう。鼻のお手入れ同様、赤ちゃんの頭を固定して、奥まで入れすぎないように注意するのがポイントです。

耳の中は湿っていると菌が入り込みやすいため、お風呂上がりなどは良く水気を拭き取って乾燥を保っておきましょう。

爪のお手入れ

赤ちゃんの爪は意外にすぐ伸びてきます。手の爪が伸びていると顔をひっかいてしまうことがあるため、一週間に一回程度はカットが必要かもしれません。白い部分が出るほど伸びてきたらカットしましょう。

お手入れタイミングのおすすめはお風呂上り。爪が柔らかくなっているのでカットしやすいでしょう。また、深爪にならないように少しずつカットすることもポイントです。赤ちゃんが動いて切りにくいときは、寝ている間にカットするのもよいでしょう。

おへそのお手入れ

おへそがまだじゅくじゅくしているうちは、沐浴のたびにお手入れします。まず綿棒を使って水分を拭き取りましょう。次に新しい綿棒に消毒液を浸し、おへその根元部分を中のほうまで消毒します。

へその緒が取れたあとは、お風呂上がりに綿棒を使ってケアしましょう。見えている汚れを軽く拭き取る程度で構いません。

髪のお手入れ

髪がある程度増えてきたら、ブラシを使ってお手入れしましょう。お風呂上がりにブラシでとかすことで絡まりにくくなります。

赤ちゃんは髪も頭皮やわらかいので、赤ちゃん専用のブラシを使いましょう。

赤ちゃんの散髪

日常的なお手入れの他、赤ちゃんの成長に伴い出てくるのが「散髪」の問題です。ここでは、赤ちゃんが初めて散髪する時期の目安や散髪のポイントなどについて解説します。

初めての散髪の時期は?

赤ちゃんの毛量や髪の毛の伸び方には個人差があるため、初めての散髪の時期もそれぞれだと考えておくとよいでしょう。目安としては女の子か男の子かによっても異なりますが、1歳前後に初散髪を考える方が多いです。

髪の毛が目や耳にかかったり、くせ毛でハネなどが気になるようになってきたりしたらカットを検討するのもよいかもしれません。

散髪の手順

カットの手順の一例をご紹介しますので、参考にしてみてください。

1.         まずはくしで髪をとかしましょう

2.         左右どちらかのサイドの髪を耳の前後で分け、前の部分をカットします

3.         カットしたサイドに合わせ、後頭部や襟足をカットしましょう

4.         カット済みのサイドと後頭部や襟足に合わせ、残ったサイドの髪をカットします

5.         前髪を、指で挟み少しずつカットします

6.         最後に全体のバランスを見て調整しましょう

自宅で散髪する際のポイント

初めての散髪は自宅でと考えている方も多いでしょう。赤ちゃんの散髪は短時間で終えることがポイントとなるため、事前準備が重要です。

赤ちゃん用の散髪バサミやくし、ケープやタオル、髪を濡らす霧吹きなどの道具をそろえておく他、カットの仕方や手順、カット後のケアや後片付けまであらかじめ考えておくとよいでしょう。また機嫌のよい時間帯を選んだりお気に入りのおもちゃなどお気に入りのグッズを用意しておいたりすることも大切です。

髪を少し濡らしてからカットすると、切った髪の毛がばらつかず赤ちゃんの目に入ったり顔に付いたりするのを防げます。

また、指で挟んで少しずつカットするのが失敗しないためのコツです。真っすぐに切りそろえず自然な感じにしたい場合は、はさみを斜めや縦に入れたり、必要に応じてすきバサミを使ったりするとよいでしょう。

まずは赤ちゃんのペースに合わせることが大切です。途中で終了せざるを得ないこともあるかもしれませんが、赤ちゃんに合わせて臨機応変に対応してくださいね。

まとめ

新陳代謝が盛んな赤ちゃんにとって日々のお手入れは必須です。しかし全ての部分を、毎日完璧にお手入れする必要はありません。赤ちゃんのお手入れ方法のポイント押さえつつ、パパやママのペースに合わせてできることをできるタイミングで行いましょう。

また、赤ちゃんの成長に伴い散髪も考えなければいけません。美容院や理容院を利用するのも一つの方法ですが、赤ちゃんとのコミュニケーションの一環として自宅での散髪もおすすめです。

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